『壁の向こう』-6
「舐めますよ」
「えっやだそんなとこ汚い…ふあああっ!?」
真っ赤に腫れ上がったクリ〇リスを舌先で軽く転がしただけで、亜弥は全身を痙攣させた。
「な、なにこれ…ひゃううんっ!!あっ!ああっ!やだ!ちょっ…やめ…やあああああーっ!!」
亜弥が絶頂を迎えたのにもかかわらず、渉はその突起物を完全に口の中に含み、敏感なそこを舌先で優しく愛撫し続ける。
「か、神崎くん…あたしもうだめ…ふうんっ!やだ…こわいよ…あああっ!またきちゃう!いく…ああああっ!!」
亜弥は両手でシーツをきつく握り締め、快感に必死でたえる。亜弥は何度も体を痙攣させその度に渉の舌に蜜を滴らせた。一体何度絶頂に達したのか…渉は体を起こすと声も出ないほどぐったりとなった亜弥の隣りに添い寝した。髪をそっとかきあげて、汗まみれになった顔を覗き込む。
「どうでした?」
「うん…びっくりした…ひあっ!」
亜弥の感想を聞きながら渉は右手を再び秘部にのばし、すっかりほぐれたそこに指を二本一気に挿入した。
「あああああーっ!!!」
いきなり襲った快感に亜弥が絶叫する。渉はそれにも構わずに指を激しく出し入れさせた。
「だめだめえっ!!やだおかしくなっちゃうよっ!気持ちい…ひあああっ!!」
グチュグチュグチュグチュ!!!
激しい水音が溢れ、シーツに亜弥の愛液が点々と染みをつける。
「やっ…もうほんとにだめ…だめ…だってばぁ!!あああっ!!やだ…こわい…あっ…あああああーっ!!!」
ぷしゅっと渉の手に温い液体がかかった。
「も…ほんとにだめ…切ないの…ねぇ神崎くんの入れて……お願い…」
亜弥は瞳を潤ませながらそう懇願した。
(やばい…上杉さんかわいすぎる…)
「俺も…もう我慢できません…!」
渉は息を荒げて亜弥の両足をぐっと持ち上げると、潤みきったそこに屹立したものを押し当てた。
「あぁ…」
お互いの性器が触れ合うのを感じ亜弥が長い睫毛を震わせた。渉が少し腰を進めただけで、何の抵抗もなく亜弥の中に吸い込まれていく。渉はその感触を楽しむように少しずつ押し進む。
「も、もっと…」
中々侵入してこない渉に痺れを切らし、亜弥は目を開けて催促する。
「こうですか?」
「やだ…もっと奥まで…」
「こうですか?」
ズブブブブッ!!!
亜弥が焦って腰を浮かせた瞬間に渉は一気に挿入した。