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こーゆうのもアリなワケで…
【SM 官能小説】

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凛として惑わせて-4

 始まりは他愛もない枕話だった。

気がつけば、千歳の言うがまま陰毛を剃り落とし、求めるままに自らが携帯電話のカメラで撮った淫らな姿を添付して嬉々として送るようになっていた。

僅か2週間の間に遊佐子は『変態』と蔑まれる行為に新たな快楽を覚えるようになっていた。

千歳の真直ぐな愛。

その真直ぐで純真な愛が性交を重ねるうちに「二人でしか出来ない愛のカタチ」を模索するようになっていった。

少し前までは、眉を顰めていた行為。

それら全てが千歳と模索する「二人の愛のカタチ」なのだ。

遊佐子はその『変態』だと少し前の自分が蔑んでいた行為で快楽を得られれば得られるほど誇らしく、そして千歳の愛を全身全霊で感じるのだった。




『クリトリスだけでいっちゃった。
 おち○ちん欲しいよぅ。
 千歳のちん○んをおまんこに入れたいぃぃぃ!!!!!』

『オレも遊佐子のおま○こにち○ちん入れたい。
 ち○ちん、今はこんな感じ。
 (臍まで届きそうなくらい勃起したペニス。先端から先走り汁が流れ出している写メを添付している)』

『あぁんっ!!!!
 お○んことお口でキレイキレイしてあげたいぃぃぃ!!!!
 お○んこで食べたいぃぃぃぃ!!!!!
 (バイブを蜜壺に深く埋めた写メを添付している)』

『いい感じの写メ(ハートが5個並んでいる)
 お返しの動画(ハート)
 (千歳が自慰を行い、腹の上に射精を行っている動画)』

『お返し(ハートが5個並んでいる)
 (遊佐子がバイブを蜜壺に咥え込ませ、激しく動かし、潮を吹き、アクメに達する様の動画を添付している)』





 夫は遊佐子に1時間近く待たされ不機嫌だった。

しかし、遊佐子にとっては仔細なことであった。

大晦日の恒例にしているすき焼きを食べに行けば夫の機嫌はすぐによくなるのだから。

問題は下半身の疼きだ。

夫の正月休みを呪いながら、千歳に愛欲を全てぶつけられる1週間後を遥か彼方に遊佐子は感じていた。



 **続く**


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