僕とあたしの夏の事件慕? 第七話 「差し込む光」-1
【僕とあたしの夏の事件慕】
第七話 「差し込む光」
◇――香川澪――◇
椿さんの痴態を見て満足したのか、狸もようやくオチ○チンを抜く。
栓の抜けた二人の結合部からは、濁った粘液が溢れ、コポッと音がする。
「……あーあ、椿のマ○コ、オジキの精液でグチョグチョだ。こんなの入れたくねえよ……仕方ねえ、お前で我慢するぜ……」
「イヤよ、放して!」
抱えあげようとする哲夫に必死の抵抗をする梓。
「梓には……手を出さないって、言ったじゃないですか……」
けだるさの拭えない身体を這わせながら椿さんが叫ぶ。しかし、もう一人の陵辱者は、モノの大きさのワリに威勢がいいらしく、聞く耳を持たない。
「俺はまだ満足してねえぜ? だから約束は守れない。それに梓も見てるだけじゃつまんねーだろ? せっかく相手してやるんだから、もっと嬉しそうにしろよ」
「誰がアンタなんかと……」
顔を背けながら必死で抵抗する梓。そこへ愛美さんがよろよろと立ち上がり、間に入る。
「哲夫さん……私がお相手いたしますから、どうかこれ以上、お嬢様達を慰み者にするのはおやめください……」
「ハッ、てめぇみたいな誰かの使い古しなんざ、こっちから願い下げだぜ……さぁ梓、楽しもうぜ……」
「バカじゃない? アンタみたいなキモイ奴の相手なんか、誰だって願い下げよ!」
哲夫はその言葉にこめかみをピクリと動かし、低い声で呟く。
「……別に椿相手でもいんだぜ?」
椿さんはいまだ膣内射精のショックで倒れている。それでも「梓……」と小さく呟いているのが悲しい。
「……わかったわよ、その代わり、姉さん達に……これ以上酷いことしないでよ」
「そんな、梓……」
「大丈夫、姉さんは休んでて。私だってそんなに弱くないから……」
「美しいねぇ、すばらしい姉妹愛だ……」
空々しいことを平気で嘯く哲夫を前に、何も出来ない自分が歯がゆい。
「……へへ、それじゃ梓の処女でももらおうかな……っと」
強引に梓のショーツを脱がし、充分な準備もしてないアソコに粗暴な手を当てる。
「すぐによくなるぜ、あっちでのびてる椿のようにな」
哲夫は梓の足の戒めを外し、代わりに紐を巻きつけ、足を開いたまま固定させる。
梓のアソコはピンク色で、行為に耐えられるのか人事ながら心配になる。