僕とあたしの夏の事件慕? 第七話 「差し込む光」-3
「叔父様、良いです、良いですぅ……もっと、もっとついてくださいぃっ!」
「ね、姉さん……」
守るべく者が蹂躙され、理性が決壊した……そんな姉の変貌を目にし、愕然とする梓……しかし、哲夫はとどまることを知らない。
「おい、愛美、そっちの貧乳も良くしてやれよ、アレをつけてよぉ!」
「澪さんを巻き込む事はできません……」
「うるせぇ、てめえは俺の言う事を聞いてればいんだよ。それとも、俺がそいつを無理やり犯すのを見るのがいいか?」
まなみさんは縛られながらも懸命にあたしを庇うが、哲夫は喚きちらす。
「やめなさいよ、哲夫、感じてあげるから……澪にまで手を出さないでよ!」
「今更遅いってんだよっ! それに、さっきからてめえもよがってんじゃねぇか」
どうやらここでもあたしの意見は無視されるみたい……。
「……澪さん、ごめんなさい……」
愛美さんがあたしの首筋にキスをする。
あまり気分のよいことでは無いけど、それでも最悪のケースを免れるならと、あたしも覚悟を決める……って、ナニソレ!
愛美さんの股間には黒くて太い男性器のようなモノ……昨日覗き見した時は、そんなの生えていなかったのに……何故?
「いつでもアソコにオチ○チン咥えられるように愛美にプレゼントしたんだ。まぁ、それを使って楽しんでくれよ」
解説ありがとう……つまり、あたしの処女膜は依然として危機的状況にあるという事なのね?
「澪さん、出来るだけ力を抜いてください……その方が痛くありませんから……」
愛美さんは悲しそうな顔であたしの貞操を奪おうとする。ならせめてファーストキスぐらいは死守しようと、顔を背けはかない抵抗を試みる。
「はむ……チュッ……チュ、チュゥ……」
首筋に優しいキスを繰り返される。
最初はくすぐったかっただけの行為が、徐々に神経を蝕み、息を熱くさせる。
「あ、くすぐったい……や、愛美さん……なんか……変」
その微かな変化を感じ取ったのか、愛美さんは耳を柔らかく噛んでくる。
「ヤァンッ!」
冷たい歯の刺激に過剰に反応してしまう。
「へぇ、そっちの貧乳はしっかり反応してんなぁ、俺もそっちにすればよかったぜ」
哲夫は梓を向かいあう様に抱えあげ、乱暴に腰を突き立てている。
対し、梓は悲鳴も上げない。それどころか、たまにヒィ、アゥ、と黄色い声を漏らし始める。