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崩壊
【母子相姦 官能小説】

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崩壊〜親密〜-7

「手を握って中指だけカギ状に伸ばして」

 言われるままの仁志。というより気持ちはそこに無かった。胸元の開いたカットソーの中がほとんど見える。

「…これが女性器とするでしょう。すると、ここをこうやった…」

 涼子は、自分の左手で人差し指と中指を合わせると、その指の間に仁志の中指を挿入れた。

「…そうすると、指先が掌辺りに当たるでしょう…そこがGス〇ットなの…」

 口調も熱を発してきた。仁志の身体が半ば被さるようなカタチのため、息遣いさえも耳元近くで聞こえる。
 仁志にしても同じだ。女性を感じさせる涼子の胸元の面あたりにして、興奮を抑えるのに必死だ。

「…指先で押すように…刺激して…そう。そうすると気持ち良くなって…」

 仁志の指使いに、涼子は目を閉じて眉を寄せている。

(…や、やばい…)

 涼子の恍惚とした表情に、仁志は何とも言えない思いになる。自分のモノが熱く硬なるのを感じた。

「涼子さん…その…クリ〇リスって…何処なの…」
「そっちの手も貸して…」

 涼子は仁志の左手も掴んだ。もはや、身体はぴったりと密着して重なるように。

「この辺に…クリ〇リスが有るの。女が1番感じる場所よ…」

 そう言うと、指の股を左手の人差し指で撫でさせた。仁志は、両手を使ってGス〇ットとクリ〇リスを模して責める。

「…あのさ、ここって舐めて愛撫したりするんだよね?」
「…もう…何処からそんな事を覚えたの…」

 艶やかな顔はそのままに、涼子は仁志に訊ねる。

「その…そういう本とかビデオで見たからさ」
「そういうの…好きな人もいるわね…いいわ、舐めて」

 仁志は堪らず、涼子に覆いかぶさると彼女の指の股に舌を這わせた。

「ダメよ、もっと優しく…そう…転がすように…上手よ」

 涼子自身、“あの日”から封印していた肉欲。しかし、今、仁志に指や舌で刺激を受けて、“自分が同じ事をされたら”と思ってしまった。

「…そう…ああん…上手よ…仁志…はあっ!…」

 彼女の中で、淫らな欲望が再び開花した。黒っぽい色のスカートの奥が熱く疼いて粘液が溢れだす。

(…このままじゃ…女に…)

 涼子は、転げ落ちそうになるのを押し止まった。急に立ち上がると手をパーンと鳴らした。

「はい!これで分かったでしょう。アナタは変態でも何でもないの…今のは、セックスする時の参考にでもなさい」
「わ、分かったよ…」

 気まずそうに仁志はソファに座り直す。

 「でも、覚えておきなさい。1番大事なのは…」
「…な、何?」
「セックスには、必ずコンドームを用いることよ」

 彼女らしい深い意味があった。が、仁志には分からなかったようだ。


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