原始的格差論(1)-3
「もう、ε先生のおチ○ポ、私のマ○コに挿れて下さい。」
「もう我慢できないのか。しょうがない、ほら股を開いてそこに寝なさい。」
というなんとも陳腐なやり取りに満足げな表情を浮かべたεは、メタボ腹の最も膨らんだ部分に達しない程に短いチ○ポを、蘭に挿入した。
「はあぁぁぁん。素敵。スゴイ、あぁ、あぁ、はぁ」
蘭は、どんなに粗末なモノ、下手な性技によっても感じ、何時でも頂点に達することができる訓練をしているため、相手がεでさえ安っぽい演技で感じたりせずに、心の底から感じることができる。εは自分のモノによって乱れる蘭を見てバブル期の株式のような自尊心を満たすのであった。
「あっ、もう出そうだ。」
余裕が無くなったεが叫ぶと、
「あぁん。来て、私の中に先生の優秀なDNAが入ったザ○メン出して〜。はぁん。私もイきそう。あっ、あっ。」
と蘭が答えた。すると、εはザ○メンをドピュドピュっと膣内に放出し、それと同時に絶頂した蘭はそのまま眠りに落ちて今に至る。
α家の女の子は、13歳の誕生日の前日に家長に処女をささげた後は毎日こうして地位ある男と交わる。13歳の誕生日の前日は法律上13歳になるため、刑法177条の強姦罪が適用されなくなる年齢である。一応法に抵触することは行わないということにしているようだ。また、各自治体の青少年保護育成条例や児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律で規制されている「淫行」は、最高裁判決によると単に性的快楽を得ることのみを目的として淫らな行いをすることが規制の対象となるわけであり、結婚を前提とする交際関係にある場合、該当しない。この場合は明らかにそのような真剣な交際は無く、男には妻子がいる場合が多いが、もし問題となれば裁判官に影響力を行使すればこのような法律問題はクリアできると考えているというアバウトな節がある。
次の日、課題試験が終わった後、蘭は仁を自宅に招待した。α家の車に先ず驚き、門に到着してからもなかなか現れない邸宅までの道で驚き、さらに想像を絶する大邸宅を見て驚くという3重のビックリを味わっていた。それとは別に、今日は何が起きるのだろうというドキドキもあり、仁の心はパンク寸前だった。やっと部屋に案内されて二人っきりになると、まず仁が蘭にいろいろと質問をしたが、蘭はそれを無視して仁の鞄をひっくり返した。中身がバサバサと出ると、その中にエ○本があった。
「本当に入ってたんだ。『巨乳の天使』だってぇ〜。巨乳好きなの?私、ここに載ってる人程は無いけど、こんなことなら出来るよ。」
「えぇっ」
反応しきれない仁のズボンを降ろしてブリーフも降ろし、自分も制服の上半身をササッと脱ぎ捨てると乳の谷間でチ○ポを挟んで色々な向きに擦り合わせた。そして、耐え切れなくなった仁はすぐにザ○メンを放って、蘭の顔を汚した。それはひと吹きの木枯らしのように去っていった出来事で、次の瞬間には居住まいを正しす作業に入っていった。その後、二人は何の変哲も無い会話を続けた。但し、仁のエ○本は蘭が時折ペラペラと捲っては眺めていた。
そうこうしていると、執事が入ってきて
「蘭さん、お父様とお母様がお帰りになられました。お迎えに参りましょう。あと、学校の件は内密にお願いします。」
手違いで一般の公立校に入ったミスを隠蔽して、所詮短い滞在期間なのでやり過ごしてしまおうという作戦のようだ。蘭は「クスッ」と笑うと、
「じゃぁ、仁君をお家まで送って差し上げて頂戴。私はすぐに向かうわ。仁君、ごめんね。お父様とお母様は滅多に帰られないから。。。また明日ね。」
「気にしないで。じゃぁ、またな。」
蘭は急いでエントランスホールへ向かった。しかし、執事がもう少し賢明であれば、蘭に中学校の制服を着たまま迎えには行かせなかったであろうに。流石、漢字一文字を間違えて公立校に転校手続きをした人であるといわねばなるまい。
α家の当主夫妻が帰宅すると、子供が一人ずつお迎えの挨拶をしていく。順番が回ってきて蘭が挨拶をすると、傍にいた秘書が父に耳打ちをした。そして、翌日には一流の女子校中等部に転校するに至る経緯はご想像に預け置きたい。元の学校で転校が告げられ、仁が愕然とした面持ちで項垂れるのを蘭が知る由も無い。蘭にとっても、α家の人々にとってもドジな執事の間違いにすぎなかったのだから。
仁がどのような行動をとるかについては稿を改めて論じたいと思う。