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生徒会副会長
【学園物 恋愛小説】

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生徒会副会長5-4

「・・・・・・・・・・」



「「「「・・・・・・・・・・・・ぷっ」」」」



「コラッ!!笑うんじゃないさっさと仕事をしないか!!!」



いつもの社長に戻ったせいで従業員は焦っていつもの持ち場に戻って行った。



「まったく・・・・朱鷺めしっかりと月影らしいところも持っているようだな

琴美よ・・・・ワシは安心して朱鷺に社を任せることができそうだよ・・・・」



源六は嬉しそうな表情を浮かべ社長室に飾られていた、今は亡きい愛しき人に孫の成長を報告した。



「時が経つのは早いな・・・・ワシもあっという間の老けてしまったよ・・・・・」



最後に写真の前で手を合わせ、外の景色を眺めていると扉がノックされた。



「誰だ・・・・・」



静かに扉が開く・・・・・



「俺だよ、爺ちゃん・・・・・・」



「おお、朱鷺か入りなさい・・・・」



朱鷺は部屋に入り飾られている写真を見る。



「婆ちゃんか・・・・もう10年くらいになるんだったっけ・・・・・やさしい人だったね」



「ああ・・・・・素晴らしい女性だった・・・・・」



源六と朱鷺は窓から遠くの景色を見つめる



「爺ちゃん・・・・今、鈴疲れて寝てるんだ」



「そうか・・・・・・」



「今から婆ちゃんの墓参り行かない・・・・」



源六は朱鷺のとても穏やかで自然な表情を見て目を見開く・・・・


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