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朝焼け
【その他 官能小説】

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朝焼け-1

少し寒い。
(…ん、朝?)
朝を迎えたらしい。
(学校行かなきゃ…)
隣りで男が眠っているのに気が付いた。
2人とも裸で、女は男の腕枕に抱かれて眠っていた。
ミサトは男を起こさないように静かに起きて浴室に向かいシャワーを浴びた。
ミサトは昨夜の事を少し後悔していた。
専門学校に通うミサトは実家を離れ、1人東京で暮らしている。
今年で二十歳。

彼に出会ったのは8月の頭頃。
10も上の魅力的な男だった。
名前はアキ。
酒を呑み、話をしていくうちに仲が深まっていった。
そんなアキにミサトは惚れていた。

昨夜、一緒に部屋で呑んでいた時の事だった。
ソファーに2人座って軽く話しながら、酒を呑んでいた。
少し沈黙になり、突然ミサトの手にアキが手を重ね、キスをした。
酔っていたせいか、ミサトは何の抵抗も無く舌を絡めた。
「…ん。」
唇を離して目が合うとミサトは照れたように微笑んだ。
「ねぇ、ドキドキした?」
アキが囁く。
ミサトはその言葉だけでも胸が張り裂けそうだった。
そして、再び唇を重ねた。
アキの手がミサトの胸に移る。
「ぁ…、ん」
ミサトが微かな切なそうな声を出す。
アキの舌が首筋を辿って、ミサトの胸の突起をなぞる。
「っん、ぁ…」
そしてアキの手はミサトの下半身の口をいじり始めた。
クリ○リスをいじるたびにミサトはヤラシイ声を出す。
それを聞くたびにアキは興奮していた。
「ねぇ、俺のここ、こんなになっちゃった。」
そう言って、ミサトの手を取り、股間のモノに触らせた。
「見たい?」
ミサトは恥ずかしさからなのか首を横に振った。
アキは残念そうな顔をしてまたキスをした。
部屋に舌を絡める音と、2人の息遣いだけしていた。
「ねぇ、俺とヤるの嫌?」
「うぅん、そんなことない。」
むしろ嬉しい、とまでは何だか恥ずかしくて言えなかった。
「はぁ…、ねぇ、俺とはじめて会った時どう思った?」
ミサトははじめて会った時を思い出した。
「何かカッコいい人がいるなって思った。」
「ホント?」
少し照れくさそうにアキは笑った。
「ホントだよ。」
「ねぇ、フェラして。」
「う〜ん、嫌だ。」
ミサトは少し考えて言った。
「何で?」
アキは断られるとは思わなかったのか拍子抜けした。
ミサトは今までもフェラを断ってきた。
生理的に無理と断固拒否をしてきた。
「ねぇ、お願い。」
アキがねだってきた。
「う〜ん、わかった。どうやればいいの?」
ミサトが折れた。
ミサトはアキに教えてもらいながら必死に御奉仕をした。
「…はぁ、気持ち良いよ。上手いね。」
アキに褒めてもらってミサトは嬉しくなった。
「色っぽいね。」
アキは少しビックリした二十歳の娘がこんなに色っぽいだなんて。
アキはミサトのような女を求めていた。
肌は白く美しい。
魅力的な女を。
「綺麗だ。」
ミサトは照れて微笑んだ。
ミサトはアキが喜んでくれる事が何より嬉しかった。


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