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二個目の苺〜アーモンドクッキー〜
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二個目の苺〜アーモンドクッキー〜-12

「大丈夫ですか…?」

「…どう見える?」

「あまり、大丈夫ではなさそう、です」

「どうかな…」

愁さんが中に入り、迷いながら私も家に入る

扉を閉めて振り返り、
…その状況に息を呑んだ

空気を圧迫する程に芳醇な香りが流れる室内には、ガラスの破片とブランデーが飛び散っていた

しかし、そんなことよりも私の目は愁さんを見て、驚きに震えた


「…っ愁さん!手が…!」

彼の左腕からは血が滴り落ち、床を赤く染めている

「うるさい。もう塞がっている」

「そんな…手当てしないと…!」

私の言葉に振り返ると、愁さんは私を壁に叩き付けた

「君は何がしたいんだ?
何が目的だ?」

鋭い瞳に背筋が凍る

ぎりぎりと押される肩が、痛い

「目的、なんて…私は愁さんが…」

「心配か?…また都合の良い偽善を下さるわけだ」

「愁さん…」

きっと何を言っても信じてもらえない…

愁さんは苛立ちの浮かぶ瞳で私を睨み付ける

「…君が悪いんだよ?来るなと言ったのに」

穏やかに微笑んで、首筋に噛み付いた

「…痛っ」

強く、紅く跡が残る

「全部、どうでもいい…
…全てが憎い…」

低い声で独り言のように言って、私を強く押し倒した

硬い床に勢い良く当たった背中に、痛みが走る

「愁さ、ん…!ぁ…っ」

「………」

「…いやっ…ぁあ…!」

強い力で押さえ付けて無言で服を脱がせていき、下着も一気に引き下ろす

「ぃや…愁さん…」

私の言葉を無視して、まだ湿り気を帯びていない秘所に指を入れる


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