大ふたなり優花-1
「すみません、お客様の使用できる部屋は今日は予約が入っていまして…」
「そうですか、すみません」
とぼとぼと引き返す優花。
「どうだった?」
「だめだった…」
「なんだよ、まったく」
「ごめんね…」
「じゃあ、あそこでいいか?」
「うん…」
今日も結局ホテルが見つからなかった。優花と翔太がこういうときにいくホテルは決まっている。
「サイズは普通の物しかございませんが、よろしいですか?」
「はい」
「結局ここか。せめてもう少し広ければなあ。お前が入るだけで窮屈だからな」
「ごめんね、私がこんなせいで面倒臭くて…」
優花は身長309cmのふたなりなのだ。
この時代、女子の千人に一人はふたなりだった。そしてふたなりは、体も他の人よりかなり大きく成長するのだった。大きいと身長250cmくらいになる。そして、バストやヒップも非常に成長し、ペ○スも最大時7、80cmに達するのだった。
その体格と体質のため、ホテルではふたなりに対応できる部屋を用意するのが普通だ。大きなベット、多量の液を処理しやすい構造などの工夫がされている。
しかし、対応しているホテルは少なく、人口の割に利用の多いふたなりの需要を満たせていない。
そんな中、ここのホテルはふたなり対応部屋を用意しておらず、一般の部屋でふたなりにも利用してもらっている。元々小さく安いホテルなので、ふたなりにはなかなか狭い。
廊下も天井まで3mほどしかないらしく、翔太の後を歩く優花は少し腰を曲げている。また、巨大な乳房のそれぞれの両端が廊下の壁をどちらも擦っているようだ。
ガチャン
ドアを閉める。なんだかんだで、ようやく二人だけの空間になった。靴と上着を脱ぐ。
「ふう、疲れた」
4畳半の部屋にベットと棚がある。翔太はベットに座り込んだ。
「うん、今日は楽しかった」
そう言って優花は翔太の隣に気をつけながら優しく座る。それでも、
ギシギシッギシッ
ど音がなり、ヒップ250cmの大きなお尻が沈む。そのせいで右隣の翔太の座っている部分が斜めになり、バランスを崩し優花に寄り掛かる。
「気をつけろって言ってるだろ」
「ごめん…」
そのまま、しばらく2人でしゃべり続けた。今日のデートのことを振り返ったり、別の日の思い出を語ったり、会っていなかった日のことをしゃべったり、通っている学校のことを話したり。
優花の右手が翔太の頬をさする。会話がなんとなく止まる。翔太の左手が優花のウエストを抱える。顔1つ分優花が高いが、二人は見つめ合う。
「シャワー浴びてくる」
「うん」
「今日は、出てからだぞ」
「待ってる」
二人はそれぞれシャワーを浴びると、もう一度服を着た。
「暗くするぞ」
部屋の明かりを消し、棚の上のスタンドの明かりだけになる。優花が翔太の服を脱がせる。次に翔太が立ち上がり、ベットに座っている優花の服を脱がせる。胸のボタンの数が多く、容易ではない。胸元でてこずる翔太を見下ろし、その仕種に愛おしさを感じるが、翔太にそんなことは絶対に言えない。翔太は無理矢理脱がせているつもりなのだ。
ボタンが外され、バサッと服が開かれる。バスト280cmの2つの球体が、ブラによって寄せられて深い谷間を形成している。下半球を覆う様に設計されたはずのブラの上や下から肉がはみ出ている。