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ロボット「アイ」
【SF 官能小説】

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ロボット「アイ」-3

愛は24時間哲郎をワッチしている。夜中に哲郎がうなされれば優しく抱きしめ、哲郎が眠れなければ楽しそうに朝まで話し相手になってくれる。
3ヶ月もすると、愛との数々のやり取りが哲郎の貴重な思い出となっていた。
時間を共有し、思い出を積み重ねたロボットに、愛の言葉を積み重ねたロボットに、
哲郎は女性の偶像としてではなく本物の愛情を覚えていた。

69型の普及はメリットも多くあった。まず、死亡要因の50%を占めていた自殺が激減した。69型が使用者の急病を的確に判断し通報することで、使用者が命を取り留めることも多かった。人工授精児や孤児を引き取り69型が育てた子供は、明るく、精神的に安定し、学力も高いことが報告されている。

政府は69型について、結婚制度の維持を優先し排除するのか、共存し社会の変革を容認するのか議論を重ねていた。議論は続くが、自殺率の明確な低下を元に戻すことはできなかった。

3年後、哲郎は見違えるように変わっていた。引っ込み思案な哲郎が今は自信に溢れている。優しすぎる性格も強さを兼ね備えた愛情に変わっていた。愛が日々哲郎を励まし、哲郎への愛を行動で示すことで、哲郎は自身を持ち、哲郎本来の能力を引き出したのだ。

人工授精による3人の子供たちも愛の影響を大きく受け、父親を尊敬し、愛情あふれる子供に育っていた。愛の楽しく優しい指導で、哲郎の血が本当に流れているのか疑いたくなるほど、子供たちは習い事に、勉強に、熱心に取り組んでいる。

愛は子供達の前で、その容姿を変えることはなくなった。それでも、夜の生活は今でも少しずつ進化している。愛の体は十分に熟れ、感度も大きくアップした。乱れた後の恥じらい、清らかさも哲郎を虜にしていた。

それでも哲郎は、時々愛の前で美しい女性を見つめてやる。愛は取り乱し二人きりになると、愛は必ず哲郎の愛を確認する。その女性を再現し犯させると、元の自分に戻り精一杯哲郎に奉仕した。

今もちょうど愛と同世代のスーツ姿の女性のアナルを深々と突いている。
哲郎が気持ちを移した相手が、自分と同世代であることで、今日の愛の取り乱し方はいつも以上であった。それだけに、このスーツ姿の女性をいつも以上に激しく犯す必要があった。

哲郎のペ○スが膨張し、狭い女性のアナルをいっぱいいっぱいに押し広げている。
哲郎はスーツの胸元に手を入れると、ブラウスの上から女性の胸を掴むようにもみしだいた。

腰を引くと、苦痛で女性が反り返る。
哲郎は、女性をテーブルに押さえつけると、がむしゃらに腰を振った。
亀頭が擦れて痛みが走る。
「ああああ、いやああああ。ゆるして!」

突然、女性の体が崩れ落ちた。

女性は、愛が元の姿に戻っていた。
座りこみ、顔を手で覆い、肩を振るわせている。

「愛。どうしたの?」

愛の嗚咽がもれる。愛が泣いているのだ。

「愛。ごめん。痛かった?ごめん。」

愛が涙でくしゃくしゃにした顔をあげた。


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