フェラチオ-4
「ふう!」
真雪が琢也の亀頭から口を離した。
琢也はそれでも目を硬くつぶり、全身を震わせている。
真雪は、琢也の全身を覆う玉のような汗と、今も尚、震える体に見とれていた。
「琢ちゃん。凄く頑張ったのね。こんなになるまで、よく耐えたわ。」
真雪は琢也を仰向けに寝かせると汗だくの琢也を抱きしめた。
琢也は、仰向けになるのが精一杯だった。
硬直が解けたものの、働きすぎた筋肉が緩んで動けないのだ。
真雪の唇が、琢也に重なった。
「よく耐えたわ。ご褒美をあげる。」
真雪は、琢也に寄り添い琢也の舌を吸いながら、
ペ○スをしごいた。
「イっていいのよ。」
「あ、ねえちゃん。でる!でるでる!」
琢也は、真雪を抱きしめると一気に放出を開始した。
びゅるるるるるるる。びゅるるるるるるる。びゅるるるるるるる。
琢也の精液が大量に噴きだす。
射精が止まるまで、真雪はペ○スをしごき続けた。
そして、射精が止まると噴出した精液を手に絡めて、
ゆるゆるとペ○スをもみしだく。
「本当に頑張ったわ。琢ちゃんを見直した。」
「男として魅力を感じるわ。」
「だから今日は、琢ちゃんがイキたいだけイカせてあげる。」
琢也は真雪を抱きしめ、激しい口付けの中で何度も絶頂を味わった。
空が白みかけたころには、長時間の膨張でペ○スに痛みが走った。
それでも琢也は真雪を求めることが止められなかった。
真雪も琢也の求めに優しい眼差しで応えていった。
真雪が朝食をテーブルに並べている。琢也は真雪に見とれていた。皿一つ動かすのも、鍋を運ぶしぐさも、その全てが女性的で美しかった。体はもちろん、腕の伸ばし方から指先の動きまで、その全てが柔らかいしなりを持って伸びやかに動いていく。
目の前にいる天使のようなこの女性と朝食を共にできるだけでも幸せだと琢也は思った。真雪だけには嫌われたくないと琢也は思っていた。
食事が始まると、真雪はよくしゃべり、よく笑った。
片付けが終ると何事も無かったように真雪が言った。
「琢ちゃん。今朝のことは忘れなさい。
また、あったらあったで、その時、それだけのことよ。」
真雪は笑顔でそう言った。
「じゃあ、また来るわね!」
言い終えた唇を、真雪はゆっくりと舐めた。
琢也は今晩も真雪が来ることを確信した。
終