二個目の苺〜ビターチョコ〜-9
「紺君…嬉しい…」
涙が横に落ちる
「僕も…だよ」
私に気遣いながら、中を優しく掻き回す
紺君が突き上げる度に私の内壁がうねり、求める
「んっぁあ…もっと…紺君…!」
「そん、なの…優しくできなくなる…」
「はぁっ…!いいよ…激しく、して…?」
私の顔を見る紺君が苦しそうに眉根を寄せる
「紺君…っあ、はぁ…んっ!」
激しく腰を動かして、求め合う
揺れる瞳で見つめ合って、更に深く熱くなる
「ぁ、あんっ…はぁあ!」
「杏子さ、ん…」
「紺君…こ、ん君…あんっ!」
「…ありがと、う…」
紺君が私の頬にそっと触れる
それに応えて私も微笑む
紺君は愛しそうに私の乳首を甘噛みする
「紺君…私、もう…やぁっ…!」
「いいよ…僕も…っ」
吐息混じりにつぶやいて最奥を突いた
「あっぁあ…紺君…!」
「…ずっと、好きだよ…」
「私、も…ぁ、だめっ…はぁん…!」
「…っ…」
「…んぁっ…あぁああ…----…っ!!」
「…ぅ、…っ…!」
心まで抱きしめられるみたい…
…上り詰めるときまでずっと、紺君の愛が私を包んでくれた気がした…
…まだぼうっとした意識の中で紺君の方を見ると、どこか厳しい表情をしていた
「…紺君、どうしたの?」
「あ…ごめん起こしちゃったかな」
「ううん…
…紺君何かあったの?」
心配する私の頭を撫でて、苦笑する