夏の終わりに Last-13
「…ああ…先生…先生…」
温かさがペ〇スに伝わる。粘液の気持ちよさに、私の腰は自然と動いた。
再び剛直と化したペ〇スを口から抜いた。口元を唾液まみれにし、涎を垂らす篠原。もはや哀願する気力も無く俯いている。
「…先生。いくよ…」
私は、篠原を立たせると作業机に身体を置いた。半身だけ突っ伏した彼女のスカートをたくし上げた。秘部はわずかに濡れている。
ペ〇スを当てがい、花弁を一気に突いた。篠原は一瞬、身を固くしてうめき声をあげたが、
「…ふ…んあ…ああ…」
ゆっくりと腰を前後させると、やがて喘ぎ声をあげ始めた。
「…先生の…ヌルヌルが…ああ…」
ひと突き毎に膣内が熱を持ち、溢れる蜜が私のペ〇スに絡みつく。
「…言わないでぇ…あんっ!ああん!」
身体の自由を奪われたまま、篠原は悦びの声を上げた。
ふと作業机に置かれた鏡が目に入った。私は、それをを彼女の前に置いた。
「…先生。ホラッ見て…先生とボクがセックスしてる時の自分の顔を…」
「イヤッ!そんなの見せないで!」
篠原は、嫌悪と快楽の混じった表情で首を振る。
「ホラッ見て!アホ面してよがってる自分の顔を!」
私は激しく腰を打ちつけた。
「ああっ!あああぁぁっ!」
悲鳴のような絶頂の声が響いた。
その次の瞬間、
「誰だ!そこに居るのは!?」
勢いよく準備室の扉が開いた。
私達2人は凍りついた。
それが別れの合図だとは夢想だにしなかった。
15年後。
夏。私は、教師となり母校に帰ってきた。久しぶりの校舎はかなり老朽化が進んでいた。陳腐な言葉しか浮かばないが、あの頃の一途な思い出が次々と浮かんだ。
あの日。私と篠原の情交が見つかった。私達は、それきり会うことも無かった。
すべては愛理の仕業だった。私と篠原の仲を裂くため、妹は中学校に連絡を入れた。
私は1週間の謹慎を受けた。そして、謹慎が明けた後、彼女のアパートを訪れた。しかし、彼女の部屋はすでにひき払われていた。
それから、大学で地元を離れるまで私は彼女を探したが、再び出会う事は無かった。
誰もいない美術準備室に訪れる。様子はかなり違うが、匂いに懐かしさを感じた。
篠原との出会い。それは青い思い出として、今でも私の心を支配していた。
…「夏の終わりに…」Last完…