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今夜、七星で Yuusuke's Time
【OL/お姉さん 官能小説】

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今夜、七星で Yuusuke’s Time <COUNT1>-1

白い乳房が目の前で揺れる。ぶるんぶるんと上下に揺れる様が目に眩しい。
俺の股間は燃えるように熱く、それを飲み込む女の胎内はどろどろに蕩けていた。

「っああっん、っく、っくぅ!」

大きく股を開き、見せ付けるように融合部をあらわにする。
女の腰が上下する度に、厚い肉ビラに突き刺さった俺のモノが見え隠れする。
ジュプジュプと股間は絶え間無い水音を響かせ、女の中から溢れた体液は俺の睾丸を濡らしシーツに染みを作る。
緩やかに性欲が高まる。光の点が一カ所に集まるようにモノに全神経を集中させ、知らず知らずに自身の腰も突き上げるように動く。

「っゃああっ、激しいいっ!っくぅ、いくうぅぅ」

女の長い髪が俺の太腿をくすぐる。喉を反らし、両手を床につき、半ブリッジの様な体勢で融合部だけを曝して高みに達しようとしていた。

「いいっ!あああっ、いくよっ、いくっ、あっあっああああっ!!!!!」

女の腹側の壁を俺のモノが擦りあげ、彼女はプシュブシュと潮を吹き上げ呆気なくいった。
圧迫するように狭まった胎内にようやく精液を放出させる。コンドーム越しに白い精液が渦を巻いた。

汗だくの体。
纏わり付く体液の臭い。
女の体液を浴びた股間が冷たい。
閉めきった室内は蒸すように暑く、昼夜を問わず薄暗くて電気がチカチカと瞬いている。
多分、外は太陽が真上に差し掛かる頃だろうか。
化粧の濃い女は後6時間は寝ると言っていた。シャワーは仕事の前に済ます、と達した後ベッドに横たわりながら言っていた気がする。
俺も少し寝たい。だが……と少し考え、携帯を開く。予想した通り、午前10時を過ぎたところだ。

脱ぎ捨てた衣類に袖を通し、少ない私物をポケットに突っ込んで靴を履く。

自分の住家で誰に気兼ねすることもなく眠ることを選び、一夜を共にした女を気にすることも無く、俺は家路へと急いだ。




「星々の間をさ迷って」
Yuusuke's Time
 




一気に冷え始めた十月の空の下。携帯と薄い財布とくしゃくしゃの煙草が全所持品。
ジーパンにロンT。吹き抜ける風が冷たい。
雑踏を掻き分け私鉄に滑り込む。程よく混み始めた東武東上線で池袋まで向かい、そこから地下鉄副都心線で目指すは新宿三丁目。

あー腹減った。
あー眠い。
あーだるい。
あー煙草吸いたい。
あー金ねぇ。
あー……なんだっけ。
そうだ、仕事だ。
仕事しねっきゃなんねーの、俺。
怠惰に生きる俺だけど、仕事と音楽だけは割と頑張ってる。
株価はわかんねーけどコードは読めるし、世界状勢なんてピンとこないけどリップサービスだけで女と寝れる事もある。
どうよ、俺。
そんな、俺、加瀬祐介(カセユウスケ)。なんてね。


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