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恋愛武勇伝
【純愛 恋愛小説】

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恋愛武勇伝 第二章 蠢動編-2

◇◇◇◇◇

正月 悪友と共に 京都へ小旅行した。
大阪で一泊して、平安神宮で参拝。

除夜の鐘を車中で聞いたが 新年の実感が湧かない。

が、さすがに京都での夜には 新年を感じた。
伝統の重みだろうか 厳粛な気持ちになった。

平安神宮でナンパを!と意気込んだが、
人人人 の物凄さに圧倒され流れに逆らえず
虚しく退散の憂き目に。

アパートに戻ると 
君からの賀状が
僕を迎えてくれた。

“寝正月です・・”と、あった。

“うら若き女の子の することじゃないぞ!”

このアパートの窓から呼びかけても 届くはずもない。

三日に投函された手紙によると 一日遅れで 彼と初詣とか。
良い正月じゃ ないですか。
贅沢を言っては いけませんぞ!
自覚しなくちゃ、君は。
不倫 だと言うことを 肝に銘じなくちゃあ。


ところで お餅は何個食べたのかな?
十八ですかぁ?
僕ときたら 大晦日の出発前に一個食べて、今の今まで食べず。

京都では 何の因果か ハンバーガーばっかり。
予算の関係で、節約の羽目に。それも 男相手に。
君とだったら どんなに美味しかったろうか・・

ついこの間 とばかり思っていたのに、もう二年の歳月が経ってる。
学校帰りの雨の日 相々傘で帰ったね。
女の子の可愛らしい傘を差して 照れていた僕。
思い出して 爆笑!

デートに余念の無い君だろうけど
二人だけの同窓会 しませんか?
走馬灯のように駆け巡る想い出に
二人だけで浸りたいなぁ なんて。

そろそろ ペンだこが痛み出しました。
君は アクビかい?・・・

この一年が 素敵な君にとって
実り多い年になりますように・・・
祈念しつつ ペンを置きます。
good−night!

◇◇◇◇◇

なんて正月だ!

二日に帰ってからというもの 悪友と二人だけの麻雀狂い。
俺もだけど あいつも
彼女の一人ぐらい 居ないのか!
なんてね。

お互い貧乏だからと 千円ずつを出し合っての 賭け麻雀。
半荘二回やって、お互い プラマイ 0 だ。
そこで 終わり!

二人ではやはり面白くない。


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