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青空の下で
【レイプ 官能小説】

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青空の下で-7

「じゃあね、まずはブラを取ってTシャツを首のほうまで捲り上げてみましょうか」

「そ、そんなこと……」

メガネの奥で鋭く光った山田の眼球に、真理子はブルッと脅えた。
本気だ……この男、本気で私を甚振ろうとしている……逆らえぬ状況が、真理子の精神をグラグラと揺さぶっていく。
真理子は、震える手でゆっくりと着けたばかりのブラを外した。そして、陰湿な山田の眼に睨まれながら、そろそろとTシャツを捲くり上げていった。

大きな瞳が憂いに満ち、無意識のうちにボロボロと悔し涙が溢れ出てくる。
徐々に露出していく滑らかな腹部に、釣りあがった山田の細い眼がさらに目じりを上げていく。
以外に引き締まっているウエスト部分……山田は、淫靡な吐息を吐きながらパシャパシャとデジカメのシャッターを押した。

下乳の丸みが覗いてきた。
なおもTシャツの裾は上に向かい、だんだんと下乳の膨らみが大きな球体となっていく。
山田の息が荒くなった。

「ほら、はやくしないと、あんまり時間かけちゃうとみんなに怪しまれちゃうよ! 困るのは奥さん、あなたなんだぞ」

「あ、ああぁ……」

下唇をギュッと噛み締め、真理子は一気にTシャツを捲り上げた。
そして、捲り上げたシャツで咄嗟に顔を隠した。

「顔を隠すんじゃないよ! 頭にくるなぁ! 今度僕を怒らせたら容赦なく電話するからね」

そう言いながら強制的に顔を向かせ、嗚咽する真理子の美貌もキッチリとカメラに収めていく。
それにしても、なかなか良いおっぱいをしてるじゃないか……生唾を飲み込む様が、真理子の絶望感を決定的にした。

(ああ……わたし、こんな男に犯されてしまう……あなた……中島さん……はっ! そ、そうだ、もうすぐ中島さんがこっちへやってくるんだわ!?)

暗黒に満ちていた胸奥に、わずかな光が差し込んだ。

「や、山田さん、おねがい、もうやめて。もうすぐ中島さんがこちらへ来るわ」

期待に弾んだ真理子の声に、山田がうんざりしたように言い放った。

「どうして? どうして中島さんがこっち来るの? おかしいでしょ? あんた達、もしかしてみんなに内緒で逢引の約束なんかしてたの?」

墓穴を掘った。
真理子は何も言い返せなかった。
ただ、落ち着きをなくした深い黒目が抒情性をかもしだしている。

「ふん、まあいいや。どうせ中島さんは来ないんだからさ。さっき子供らと遊んでいるときに足を挫いちゃってさ、いま奥さんのそばでビール飲んでるよ」

「えっ、そ、そんな……」

落胆を隠せず、おもわず嘆息を漏らす真理子。
そんな真理子のほうに山田は近づき、優美な乳房の膨らみを乱暴にギュウッと握り上げた。


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