知的好奇心にて-5
***
駄目だ、こんなこと
優しく、優しくするんだ
早くしないと、笠井が壊れてしまう…!
―――なのに…
「んっ!…ぁっ…あ!さいとぉ…」
白い胸に歯を立て、赤く印を付ける
中心の突起を舌で押し潰すと、笠井の身体が跳ねる
「ぁあっ…!」
敏感に反応する彼女に構うことなく、自然と指を移動させる
「は…ぁ…ぁんっ!」
指の間接を割れ目にぐりぐりと押し付ける
…濡れてる
こんな風にされてるのに、俺を受け入れてくれているのか…?
やっとのことで理性を手繰り寄せる
「…さ、いとぉ…?」
「悪い…俺、こんなつもりじゃ…
…―――っ!?」
俺の言葉を待たずに俺自身に手を触れる
「笠井…や、め…」
「…斎藤のこれ、私が欲しいって言ってくれてるの…?」
言いながら、ズボンと下着を下ろす
既に硬く勃ったそれは、笠井に触れられると耐え切れずに先走りを垂らした
「斎藤…我慢しないで」
言いながら俺から出た欲望を舐め取る
「私…斎藤、だけだから…
私のこと…壊しちゃってもいいから、もっと私を、求めて…」
…なんで笠井はすぐ俺を狂わせるんだろう
笠井の一言で、いとも簡単に俺のバランスは崩れる
ようやく掴んだ理性も、どこかへ飛んで行ってしまう…―――