夏の終わりに③-10
「…う…うん…」
円を描くように彼女の乳房を揉みあげる。私は心地よい弾力感に興奮した。吸いつきたいと思った。お腹から太腿と掌で感触を確かめ、ネグリジェの裾をゆっくりとたくし上げる。
篠原は身体を浮かせると、脱がせるのを手伝ってくれる。スルリとネグリジェが脱げた。露になった乳房がわずかに揺れる。
ほどよい大きさの乳房は、横たわっても形が崩れず張っていた。私は両方の掌で包み込む。指先にしっとりと吸いつくような感触が伝わる。私の手は次第に強く、揉みしだいた。
篠原の呼吸はさらに乱れてきた。頬から首筋、胸元までがピンクに染まってきた。
私は彼女の乳頭を舐り、口に含む。加減が分からず強く吸いついた。
「あうっ！…痛い」
篠原の身体が跳ねた、私は思わず彼女から離れた。
「…ごめんなさい」
「いいわよ、初めてなんだから」
彼女は再び私を導いてくれた。
「…ゆっくり…優しく…あんっ！そう、うんっ！…上手よ…」
私は篠原に言われるままに、舐り、吸いつく。片方の乳頭も、指でこねるように刺激する。
「…あぁ…あんっ！…はうっ！…」
篠原はうっすらと汗ばみ、時折、身体をビクンと反応させる。彼女は虚ろな目で私を乳房から引き剥がすと、
「…交代よ…」
そう言うと私をベッドに寝かしつけ、首筋に吸いついてきた。
「…あっ…」
ゾワゾワとした感覚。篠原の舌に首筋を責められ、私は声が出そうになるのを必死に堪える。
「…さすがに…野球やってるから…身体がキレイね…」
篠原の口唇が私の胸に吸い付く。
「…ああっ！…先生…はぁっ！」
首筋よりも、さらに強い感覚。身体に電気が流れる。
（…乳頭を吸われただけでこんなになるなんて…）
私は身体から力が抜けた。篠原の舌は胸からわき腹、ヘソをくまなく舐めていく。
「…せ、先生…もう…止め…」
次の瞬間、温かさと圧迫感がペ〇スを包んだ。舌が過敏な部分を責めたてる。腰に熱いモノが込み上げる。
「…あっ！ダメッ！はあぁっ！」
あまりの気持ち良さに、私は彼女の口内に射精した。
「ぐっ…ううん…ん…」
篠原は出された精液を飲み込むと、私のペ〇スを転がすように舐め続ける。たったそれだけで、私は耐えきれずに声を発した。