「彼女の艶母」-12
あまりの気持ちよさに、何もできずジッと天井を見上げ続けている僕。
お母さんが、僕の頬にチュッとキスしてから不意にしゃがみ込んだ。
「あっ……!?」
驚く僕をよそに、お母さんの手が一気にトランクスを剥がしていく。
その際、下げられたトランクスのゴムに亀頭の先が引っかかり、それが外れた瞬間、垂直になっていた肉幹がビンッと弧を描きながら勢いよく跳ね上がった。
あまりの恥ずかしさに、僕はギュウッと眼を閉じた。
恐る恐る片眼を開けてみると、お母さんの頬に細い透明の糸がついており、それが僕のペ○スと繋がっている。
僕は思わず小声を発し、申し訳ないような表情を浮かべた。
「いいのよ、気にしないで」
美しい顔を柔らかく緩め、にっこりと微笑むお母さん。
眩いばかりの妖艶さに、僕はもう身も心も蕩けた。
お母さんが、僕の勃起しきったペ○スを掴んでうっすらと唇を開く。
「あ、ああぁぁ……」
先の行為を予測し、期待と興奮がグングンと昂ぶった。
艶かしく開いた唇をスウッと寄せてきたお母さんが、僕の汚れた肉棒にゆっくりと被せていく。
「はああぁぁぁぁ……」
ペ○スの表面から伝わってくるお母さんの唇―――僕は、無意識におもいっきり息を吸い込んだ。
(お、お母さんが、お母さんが僕のペ○スを……はっ、はあっ)
臀部一帯に広がっていく凄まじい快美感。
童貞の僕は、もちろんフェラチオをされた経験など一度もなかった。
亀頭を口の中に含みきったお母さんが、肉幹の表面を唇でズズッと摩擦しながら根元のほうまで顔を寄せていく。
「はああ……お、お母さん……僕……」
痒くて堪らなかったところに、平たい爪の先をサーッと滑らせていったような快楽的な感覚……フェラチオという性技がもたらしてくる愉悦は、童貞の僕にはあまりにも刺激が強すぎた。
「あっ……!?」
ペ○スを深く呑み込んでくるお母さんの唇が、すっかり大人と同じくらい生え揃っている陰毛に触れたか触れないかのところまで来た瞬間、僕はどうしても辛抱しきれずに腰をひどく痙攣させながらドバドバッと淫情の証を噴射してしまった。
「す、す、すみません!」
「んっ……んんっ」
思わず口の中へ出してしまい、どうしていいか分からずにオロオロする僕。
しかしお母さんは、少し苦悶の表情を浮かべながらもコクンッと喉を小さく上下させ、変わらぬ笑顔を僕に向けてきた。
「スッキリした?」
「あ、ああ……は、はい」
僕は凄まじい動揺に見舞われていた。