こーゆうのもアリなワケで…-4
遊佐子は脱力した状態で千歳のベッドに横たわっている。
その横たわる遊佐子の四肢の自由を奪っている拘束具を千歳は黙々と外している。
遊佐子は満ち足りた表情で千歳の動きを目で追った。
初めて身体を一つにした頃は6歳下と侮っていたが、なかなかの実力者だ。
その上スキルの引き出しは多く、技巧の飲み込みの速さは一種の天性の才能のようなものを見せた。
いつからだろう。この若い彼氏に完膚なきまで攻め立てられ、自身の身体を彼の思うがままに玩ばれるようになったのは。
そうぼんやりと遊佐子が考えていると、千歳が遊佐子の頭を硝子細工のように腕に優しく抱え込み、空いたほうの手でギャグボールを外した。
そして、遊佐子の唾液で汚れた口元に自らの舌を這わせ、遊佐子の唾液を舐め取った。
「汚いよぉ。」
遊佐子はくすぐったそうに千歳の頭を両手で撫でながら言う。
「遊佐子の身体から出たものだからキレイだよぉ。」
千歳は甘えたように言うと、遊佐子が言葉を紡ごうとする唇を音を立てて吸った。
少し抵抗していた遊佐子はやがて自らも千歳の唇を吸い上げ、舌を絡ませる。
負けじと千歳も下を絡ませ、さらに遊佐子の唇を吸い上げる。
時折、どちらかが甘い息を吐く瞬間のみ離れる唇。
狭いシングルベッドの中を器用に上になり下になる二人。
いつも間にか千歳が身に付けていたスウェットはかろうじて千歳の首に巻き付くだけの状態となり、ボクサーパンツも太腿まで下ろされていた。
「カッコ悪いね。ちゃんと脱いだら?」
遊佐子がクスクス笑いながら千歳の唇を啄ばむ。
「じゃー、ユサが責任もって全部脱がしてよ」
「ユサが脱がしたんじゃないもん」
「ユサがやったからこーなったんじゃないの?」
千歳が遊佐子の首筋に舌を這わせ、硬く尖った乳首を指で玩びながら言う。
「あっふぅん。・・・・ちがっ・・・・。やぁん」
遊佐子は身体をくねらせながら、千歳のスウェットに手をかけ一気に脱がす。
そして、千歳の硬くなった乳首に舌を這わせタップリと唾液を塗りたくり指で玩ぶ。
「パンツはぁ?」
千歳は甘えた声を上げ、遊佐子に下半身を押し付ける。
反り返ったペニスの先端から溢れ出た先走り汁が遊佐子の腹に付く。
「冷たっっ」
遊佐子は咎めるように呟くと、千歳の淫茎を握り締め強くしごいた。
「ユサ、痛い。もっと、ちん○んを優しくヨシヨシして」
千歳は腰を振りながら嬉しそうに遊佐子の乳首を吸う。