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ただ・・・。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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ただ・・・。-1

冷めては
熱して、

熱しては
冷めて。


止められないと
思った瞬間

立ち止まってしまう。



本物か、

偽物か。


どちらでも、
信じれば、
変わる事実を

(本当は、その真ん中が丁度いいのに。)

架空の物語の中、
何度も、
疑い、
こねくりまわす。





あなたを、

好きだった。



ただそれだけの、
シンプルなストーリ−。




複雑に絡めて、
ごちゃごちゃに混ぜて、

勝手に、
分からなくなって。


ただ、
あなたに、
抱きしめて
欲しかったのに。




どうして、



素直に、



なれなかったんだろう。




ただ、
あなたが、




好きだった、
だけなのに。


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