好奇心よりもっと…-4
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「さ、齋藤」
こんなことされたら、本当にどこかへ飛んで行ってしまいそうになる。
「笠井、俺のことどう思ってるのかちゃんと言って?」
恥ずかしさで顔が熱くなる。
でも、言いたい…
「わ、私も、斉藤のこ、と………!!……んっ」
齋藤の唇が棚に寄りかかる私の口を塞ぐ
「あ、さい、と……ふっ…」
齋藤の舌が優しく口内を探る
「…あっ、ちゃんと…言ってっていった、のに…んっ…」
「だって…言われたら理性飛びそうだから」
私を見つめる齋藤の優しい目…
……でも、私はもっともっと他の斉藤も見たいんだ。
「いいよ…斉藤のこと…好きだから」
私の言葉が終らないうちに、齋藤が私にキスをした
「んっ……ふっ…あっ…」
とろけそう…
キスってこんなに気持ち良いんだ。
いつも直接触ってるときだってこんなに感じないのに…
齋藤の唇は少しずつ下降し、首筋を舐める
制服のシャツの上から胸を揉まれて、体が熱くなっていく
「んぅ…ふっ…」
自然に出てしまう自分の声が恥ずかしくて、指を噛んだ
齋藤の手が胸の突起に当たり、指で先端を刺激する
「んっ!…あっ…ぁ…」
「声、我慢しないで」
私の口から指を離し、私が噛んでいた部分に軽くキスをする
「ぁ…さいとぉ…」
丁寧にシャツのボタンを外し、しめつけを外すと、私の胸を隠すものがなくなる
「やぁ…見ないで…」
「どうして?」
齋藤は固くなってきた先端をぐりぐりと押しながら聞く
「…ゃん…だっ、て小さいか…ら……あっ…」
私の言葉に齋藤は少し笑う
「笠井でもそんなこと気にするんだ」
「笠井でもって…どうゆう…」
「俺は全然気にならないよ」
齋藤はそう言って突起に吸いつき、軽く噛む
「あっ…あぁ…」