白日夢(はくじつむ)・一 第一章:みいちゃん-16
もう、
”娘を喜ばせよう、桃源郷の世界に誘おう・・”
そんな気持ちは消え失せた。
唯ひたすらに、獣の如くに娘の身体を貪った。
若い身体に、これでもかとばかりに俺の刻印を刻み続けた。
二度目の射精は、中々に訪れなかった。
その間、娘は何度絶頂に達したろうか。
「いゃ、いゃあ・・・」
「だめぇ・・・もうだめぇぇ・・・」
「あっ・・あっ・・・怖いぃぃ・・・・・」
幾度となく、嗚咽と共に娘から発せられた。
その声が又、俺の肉棒をいきり立たせた。
ホステスやら風俗女性のリップサービスではない、心底からの言葉が、俺を激しく燃え上がらせた。
娘の密壺から溢れ出る、マグマの如き熱い愛液。
お互いの陰毛が焼けただれるかと思える程の、熱い愛液。
娘の体温も上昇し、口から漏れる吐息も又、熱風さながらだった。
急に娘の体から力が抜け、両手がダラリと下がった。
目は虚ろとなり、口もだらしなく開いたままになった。
気を失ったわけではないのだろうが、何の反応も示さなくなった。
”もう、限界だな。・・
大の字に、俺はベッドの上に寝そべった。
そして娘の体を、俺の上にそっと乗せてやった。
時折、娘の肉壁がぴくつく。
まだ挿入したままの肉棒に、心地よい刺激を与えてくる。
ぐったりとした娘の体は重い。
しかし心地よい重さだった。
押しつぶされている乳房から、娘の心音が響いてくる。
早鐘のように波打つ音が、心地よく響いてくる。
「おじさん、いったぁ?・・まだ、だょね。」
突然、娘が声を掛けてきた。
だるそうな、力無い声だった。
「ごめんね。・・ミィちゃん、もうだめだょ・・・」
「いいよ、いいんだょ。まだ、ミィちゃんには無理だょ。」
娘の髪を手で解きほぐしながら、俺は答えた。
「いいょ、おじさん。ミィちゃんが下になるから。ねっ、おじさん。」
そう言いながら、娘は力無く俺の体を反転させようとした。
勿論、動く筈もない。