白日夢(はくじつむ)・一 第一章:みいちゃん-14
「おおぅぅ・・おぉお!・・・」
射精の瞬間、俺は娘から離れようとした。
しかし意外に娘の力が強く、更に又俺の臀部に両手が回されていて、身動きができない。
「いや、イャァ!このままでぇぇ。」
その折りの娘の心境は、さっぱり理解できなかった。
過去において、膣内射精を求めてきた女は居ない。
*膣内射精=ちつないしゃせい
大抵が妊娠を恐れて、こちらが希望しても拒否してきたものだ。
といって、この娘が妊娠を希望するわけもない。
俺の素性を、知る筈もないのだ。
その点に関しては、十分に気を付けたつもりだ。
当惑を覚えつつも、滅多にないチャンスでもあり、俺はそのまま、その快感を楽しんだ。
”はあ・・はあ・・・”と、荒い息遣いの娘は、なおも俺を離さない。
背中に手を戻して、しがみつくような風だった。
娘の額に吹き出ている汗が、スタンドの灯りで光っている。
その汗を、俺は舌で舐めてみた。
”若さのエキスを吸い取ってみたい・・”