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「好奇心より強く」
【学園物 官能小説】

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好奇心より強く-4

「あの、昨日…齋藤がここにいるの見ちゃっ…たの…」

「え……」

「………」

「じゃあ…」

「うん…その……」

齋藤が―――してたところ、とは言えなかったけど、十分伝わった様だった。

「マジかよ……」

そう言って視線を逸らす齋藤にはいつものさわやかさはなく、瞳がひどく艶っぽくて―――

「あの、それで私、触ってみたいんだけど、さ」

好奇心がどんどん先走った。

「えぇっ!…なん……」

うろたえるばかりで拒否反応を示せない齋藤に近寄って、そっと下半身に触れた。

「ちょ……笠井…」

「わ、大きくなってきた」

軽く触っただけなのに、服の上からでも勃ってきたのがわかる。

「齋藤でも、こんな風になるんだ…」

「そりゃ、俺だって男だし………よりによって笠井が相手じゃ…」

「え?何?」

「…なんでもないよ、ってちょっと笠井、やめ…」

「少しだけだから。だめ?」

「だめ…じゃ…ないけど」

齋藤はどんどん顔が赤くなってきた。了承を得た私は壁に寄りかかる斉藤の制服ズボンを脱がせて、下着の上から触れた。

「うぁ…」

今まで好奇心のままに読んできた小説や漫画やネットで得た知識を掘り返して、私は齋藤に触れた。

なでたり軽く握ったりしていると、見る見るうちに齋藤のモノは上を向いた。

すごい、あのときとおんなじ。
直接触って…舐めたりしたらどうなっちゃうんだろ。

下着を下ろして直接サオ部分を上下に擦ると、それはますます大きくなってきた。

齋藤のほうを見ると耐えるように荒い息を吐いていた。
声、聞きたいのにな。妙な負けず嫌い精神が働いた。

舌を尖らせて頭をつつきながら、手を上下させる。

「ふっ……ちょっと、かさ…い……あっ…」

少しずつスピードを速めながら、複数の場所に同時に刺激を与える。

「…も…やめ……」

「嫌…?」

「…や、じゃないけど、そんな……あっ…」

私の動きに合わせて切れ切れに聞こえる声が、色っぽくてもっと聞きたくなった。

口を大きく広げてくわえ込み、舌を動かしながら頭を上下させた。


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