僕らの日々は。〜東の海の眠れない俺ら〜-13
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余談。
帰りの電車にて。
「いやー、それにしても楽しかったわね!」
「確かにね。……よく寝れた?」
「それがさぁ、結構遅くまで話し込んじゃって。あんまり寝てないのよねぇ」
「うん、私も……ちょっと眠いかな……」
一葉はわりと元気そうだが、満月さんは眠そうだ。
「じゃあ夢逢、着くまで寝てたら?起こしたげるわよ」
「そうしよっかなぁ。あ、そういえば羊を数えると眠くなるって……」
その瞬間、ぐったりしていた狭と安良が同時に起き上がった。
「「それはやめとけ」」
『東の海の眠れない俺ら』 完