★★ 女教師・美咲 「罠」★★-3
薄い競泳用で、色が赤となると、
透けるのではないかという、不安もあったからだ。
その不安は、すぐ解消された。
股間のみならず、胸にも、パッドがしっかり
貼り付けてあったからだ。
「だめですか・・・?」
5人の少年たちの、きらきらした美しい目が、
みるみる曇っていくのがわかる。
その様子を目の当たりにし、
かわいそうに思った美咲は、
申し出を素直に受けることにした。
「いいわ、でも時間がないから、
少しだけよ。」
「やったーーー!ありがとう先生。」
瞳の輝きを取り戻した、少年たちを見て、
ほっとした美咲は、
「くすっ。」
と、微笑んだ。
プールに隣接する部室を借りて、
水着に着替えようとしたとき、
美咲の手が止まった。
広げた水着が、明らかに小さすぎる。
サイズ標記は「M」とある。
モデル並みのスタイルの美咲は、
172cmの長身で、スリーサイズは上から
88(Eカップ)−60−92である。
S・M・L標記のものなら、
せめてLL、XLでもいいくらいだ。
しかし、いまさら泳がないのでは、
生徒たちは、さぞかし、がっかりするだろう。
それを思うと、着てみるしかないと思った。
下着を取り、水着に両脚を入れると、
肩紐を、一気にたくし上げた。
するとあっけなく、するりと着ることが出来た。
「競泳用って、生地が良く伸びるのね・・・。」
但し、かなり伸ばして着ているので、
ハイレグ・デザインの水着が、よりいっそう切れ上がり、
腰骨のさらに上、おへその上まで
切れ上がってしまっている。
「やだ。毛がはみ出さないかしら・・・。」
美咲の体毛が薄いほうで、
平均的な成人女性と比べれば、
半分くらいしか生えていない。
それでも、切れ上がった水着の脇から、
「はみ毛」を心配するほど、
鋭く股間が切れ上がっていた。
美咲は、股間に目を移し、入念に確かめた。
「良かった・・・。はみ出してない・・・。」
あとは、水着姿をなるべく生徒たちにさらさないように、
タオルで隠せばいい。
そう思い、胸の上でタオルを巻きつけ、
プールサイドに出た。
「どう?先生。」
生徒たちは、美咲が現れると、
いっせいに振り返った。
「ありがとう。
でも、恥ずかしいから、あまり見ないでね。」
タオルを巻いたまま、準備運動する美咲を、
生徒たちはおとなしく待っていた。