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★★ 女教師・美咲 「罠」★★
【教師 官能小説】

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★★ 女教師・美咲 「罠」★★-2

「わかったわ。サインして教頭先生に出しといてあげる。」

「ありがとうございます。
あと、もう一つお願いです。
5時頃プールに来てください。
僕たち3年生5人から、先生に渡したいものがあるので・・・。」

「何かしら?」

「来て頂いたら、わかります。」

 今日は特に用事が無いし、
他の職員は、4時半には帰ってしまう。
結局、プールの戸締りを頼まれるに決まっている。

「じゃあ。プールの戸締りかたがた
5時に行くわね。」

「ありがとうございます。」

 思えば、担任ではないとはいえ、
教師になって始めて送り出す生徒たちだ。
その子達が、顧問の美咲に渡したいものがあるという。

「かわいいとこあるわ・・・。」

 美咲は、純粋に教師として、その心遣いを
うれしく思った。





 予定通り、水泳部の送別会は、4時に終了した。
 一度、職員室に戻った美咲は、
5時ちょうどに、室内プールに向かった。

 プールでは、5人の3年生が競泳パンツ姿のままで、
はしゃぎながら、互いに記念撮影をしていた。

「さあ、5時を過ぎたわ。
お開きの時間よ。」

「あっ。先生。
お待ちしてました。」

 佐藤が、大きく歯切れの良い声で
号令をかけた。

「3年生、プールサイドに整列!」

 5人が素早く、美咲の前に整列すると、
佐藤が、リボンをかけた箱を持って、
美咲に差し出した。

「美咲先生への、5人からの
感謝の印です。受け取ってください。
1年間、ありがとうございました。」

「ありがとう。ここで開けていいのかしら?」

「ええ、ぜひ、開けてください。」

 丁寧にリボンを解いて、箱を開くと、
真っ赤な競泳水着と、水泳部オリジナル・デザインの
スイムキャップが入っていた。

「先生、お願いです。
卒業記念に、僕たちと泳いでください。」

「お願いしますっっ!」

 美咲は少し戸惑った。
かわいい教え子たちとはいえ、
5人の男性の前で、水着になるのは恥ずかしい。
 
 しかもその水着は、体の線がモロに出る、
薄い競泳水着だ。

 答えに躊躇しながら、美咲は
そっと水着を確かめていた。


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