抑えきれない女-12
「ダメ……来る……あっ……イヤッ! あっ、あっ、んっ、んあっ、んくっ!」
ついに愉悦の塊が爆発し、バーッと怒涛のうねりで身体全体へと弾けとんでいった。
膣壁が激しく痙攣しながら収縮を繰り返していく。
これには男も堪らず、瞬時に三度目の射精を膣内へ発射した。
シャアアアアア―――
まだ男と繋がったまま、さやかの尿道からおびただしい量のオシッコが漏れてきた。
男が唖然とするなか、淫夢に泥酔しきったさやかは、ペタンとその場に尻をついた。
翌日、さやかは風邪を理由に会社を休んだ。
昼過ぎ、フラリと家を出て昨日の映画館へと足を運ぶ。
薄暗い館内、さやかは迷わず後列の端に座った。
上映されているのは、昨日と同じ子供向けのアニメ映画だ。しばらくして、一人の男性がスッとさやかの隣に座った。昨日の男だった。
「言われたものを購入してきましたよ」
ボソッと囁き、カバンの中から小型のバイブを取り出してみせる。
「アソコに入れて……」
さやかが正面を向いたまま呟く。
男も正面を向いたまま、手だけをさやかのスカートに忍ばせて秘部を弄りはじめた。
さやかの艶めいた瞳が悩ましく垂れ、半開きの唇からは濃厚な溜息が漏れていった。