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7番目の月〜Ruby〜
【幼馴染 官能小説】

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7番目の月〜Ruby〜B-1998--6

耳を澄ましながら、シミ一つ無いまっさらな顔を至近距離でじっと見つめていると

「ひろと…」

溜息みたいに耳に吹き込まれて、脳味噌とアレが同時にびぃーん、と反応した

好きな娘に耳元で名前を囁かれのが、こんなにも嬉しく興奮するモノなのか…

タガが外れたみたいに吹っ飛ぶ正常な判断

完全に消えた罪悪感

俺、もうダメ

触りたい…

ヤリたいとかそんなんじゃない

とにかくこの可愛らしい生き物を体で感じたいんだ

思い切ってほっぺにゆっくり唇を付ける

あ…

あぁ…

ひんやりしてすべすべで甘い…

千華は全く動かない

寝息が俺の顔を湿らす

きゅるるるっと心臓が痛いくらい締め付けられる

でもこの痛さはヤじゃない

もっと…もっとしたいっ…

柔らかな蜜の味を占めた欲望は、悩ましい唇に目が眩む

顔を傾けて千華の唇ド真ん中に標準を合わせる

い…いくぞっ

堤広人、ファーストキスしますっ!

だっ…大好きな千華としますっ!

震えてるのが自分でもわかる

顔をゆっくり近付けていく

起きないでくれ…頼む

その柔らかい先端まであと1cm…
5mm…
3mm……




ガラガラ…

突然、引き戸の開く音がして俺は飛び退いた


きゅっきゅっ…
近付いてくるスニーカーの音

ヤ…ヤバ過ぎだろっ!!

咄嗟に床に俯せになってベッドの下へ滑り込む

ぐあ…!!

ひぃっ……あぁっっ!!
アレ、モロ打ったっ…

涙目で這い付くばって、必死に窮屈なスペースに体を押し込める

靴音がカーテンの前で止まる


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