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SLOW START
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SLOW START ]〜海原悠樹〜-2

「もっと…そこ舐めてぇ…ぁあん」

わざとピチャピチャ音を立て溢れ続ける液体を舐めとる。


「すげぇ濡れてるね…まだ出るよ…」


舌先で固い突起を舐め上げながら指を差し入れた。
先輩の瞳が虚ろになってくる。

先程まで先輩の舌と指で愛撫されていた俺の塊も限界まで固くなり、まだかまだかと待っていた。


「…もう無理。入れるよ?」


保健室に置いてある教材用のゴムを付け溢れ続ける所にあてがう。


背筋が痺れる。

「…くっ…はぁあ」


グチュウという音と共に塊が生温かいモノに締め付けられ眉間に皺がよる。


最初から激しく腰を動かしたいのを我慢し、しばらくグチュグチュ音を立て浅く出し入れする。


「ん、あ、あん、ぁあ…ダメ…もっと深く…」


先輩の脚が俺の腰を引き寄せ絡まる。
それを合図に塊を激しく突き立てる。

グチュグチュという水音にパンパンという肌がぶつかる音が混ざり酷くイヤらしい。


「あ!ぁん!はん!い…やぁ…もっと!もっと!」

口を半開きにして涙目で求める先輩の表情はゾクゾクする。


キスしながら更に腰を打ち付け、固く充血した豆に恥骨をこすりつける。

「やぁ!も…ダメ…ぁんぁんぁんぁん…はぁ…イッく…ぁああ!」


先輩の中がギュギュッと収縮し始め、強制的に俺も限界に導かれる。


「くっ!はぁ…出る!」

薄いゴムの中に全て吐き出し先輩に倒れ込む。


しばらく動かず先輩の髪を撫でマッタリとした時間を過ごした。


後始末を終え、着替えるとお互い教室にカバンを取りに行く。


俺は満足だった。

先輩は俺のことを好きだし、俺も先輩が好きだ。体の相性もいい。



カバンを持ち先輩の教室に向かう。


三年の教室から声がして立ち止まる。

先輩の友達数人の笑い声。


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