めっちゃ短い話〜3連チャン〜-1
【めっちゃ短い話〜3連チャン〜】
【1♯マジなバアチャン】
あれはバアチャンが亡くなる2年くらい前でした。その年の夏休みは結構ヒマでしたので、ウチの兄貴と朝10時くらいに再放送されてた名探偵コ○ンを観てました。
観てる途中、たまたまバアチャンがヒマだったのか、ウチに来て俺らとコ○ンを観始めました。
事件はその時起こりました…
コ○ンの何の事件か忘れましたが、主人公のコ○ンが犯人の乗った車を追うために、タクシーにタダで乗る言い訳を運転手にしました。
「パパがママとケンカして家を出ちゃったんだ。あの車を追って!!」(多分こんな感じだった)
ソレに対してウチのバアチャンが
「あらぁ…最近の子供は大変ねぇ…。」
ってマジな顔でコメントしたんです。
俺は兄貴と顔を見合わせて「え!?」って思わず言ってしまいました。
コ○ンが事件を追うためにワザとタクシーの運転手についたウソをウチのバアチャンは見抜けなかったんです。
ていうかアニメに真剣になりすぎやから…
俺らにとってコ○ンで起きた事件より、事件でした。
【2♯ホントにあるんやね】
小学校4年生くらいの時、地域対抗の運動会に参加しました。
そん時に自分より小さい子供が後ろからぶつかってきて、よろけてしまいました。
で!よろけた体制から何を血迷ったのか手を前に出したら
「!!!!!」
ちょい若めのオバチャンの乳を掴んでしまったんです。
まぁ事故ですし、小学生じゃないですか。普通ちょっとイラっとくるくらいで何もされないはずなんですが…
いきなり顔面をパシィィィッ!!と叩かれて、
「謝りんしゃい!!」
って思いっきり怒鳴られました。
その時は何が起きたのか混乱してよく解らんまま、素直に「ごめんなさい」と言っておきました。
すると、オバサンは「むすっ」とした顔をしながらスタスタ去っていきました。
ホントにあるんやね。こんなシーン…
【♯3ガム男】
これは高校の時の話なんですが、いつものように溜まり場にしている公園で友達とプカプカ話しをしてました。
すると、6、7歳くらいの坊主頭のちょいポッチャリなガキが近づいてきました。
何の用かと思ったら
「ガムちょうだい」
って言ってきました。
そん時俺らはガムなんて持ってなかったんで