FULL MOON act4-7
「…ぁぁ…高坂さぁん…。」
スカートの中に手をいれるとほんのり湿っている。
「もう濡れてる。変態。」
彼女は顔を赤くして、だって…と呟いた。
エレベーターが開き、手を掴み誘導する。
「いらっしゃい。」
何もなかったようにドアをあける。彼女の顔は赤いままだ。
彼女を知る度にこの気持ちは大きくなる。
彼女の考える全てが、俺であって欲しい……。
ドアを閉めると同時に彼女は呟いた。
「高坂さんも嫉妬するんですね…」
今度は反対に俺の顔が赤くなっる。
…そうだよ。嫉妬だよ。
ダンッと強く玄関のドアへ彼女を押し付ける。痛っ…。その声も無視する。
今日の彼女はよく爆弾をおとす…。
どうしてこんなに残酷な気持ちになれるのだろう?
思い切りパンツをおろした。破れるんじゃないか、というくらい。右足を無理やりもちあげる。彼女の股間は丸見えになる。俺はそれを見る。
上から恥ずかしそうな声が聞こえた。明るいうちに間近で見たのは初めてだ。恥ずかしい?知らねーよ。
「ひくひくしてる。」
「やだぁっ…恥ずかしい…」
「ちゃんと拭かなきゃ。ティッシュついてる。」
「…!!」
嘘だ。本当はティッシュなんかついてない。泣いてほしくないのに、いじめたくなる…。
彼女はもはや半泣きだ。
…けれど。
両側から思い切り広げ、ぴょこんと出た欲望の芽を舐める。
彼女は途端に官能的な声をあげる…。
「…ああ、声でちゃうから。やめてくださ……やぁ!」
「変態。」
「…!……今日の高坂さん、いつもよりいじわる…」
彼女も分かってる。いつもより残酷な俺……。
たまらない気分になり、自分のズボンをおろす。
もう大きくなっていて、先には汁がでている。彼女を求めている。
嫉妬すると、いつもこうだ。彼女を満足させる前に、欲しくて、欲しくて、欲しくて…