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ウソ
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ウソ×@-5

小松が、あたしの隣りで寝…
飛び起きて辺りを見回す。
間違いなくここはあたしの部屋。
眠る小松の布団をそっとめくって
「…マジか」
呟いた。
こいつ完全に素っ裸で寝てる。あたしはと言えば下着は付けてるしキャミソールも着ている。でもそれがヤってない証拠にはならない。裸で寝るのが嫌で、いつもした後は必ず服を着るからだ。
「ヤバい…」
何も覚えてない。
昨日の記憶は居酒屋でプッツリ途切れてる。
ここが小松の部屋とかラブホだったら酔い潰れたあたしが連れ込まれたって事で被害者面できるけど、自分の部屋じゃ言い訳ができない。…いやいやそれより何より―、あたし、小松と、…ヤっちゃったのか?


こいつはただの同僚。それ以上でもそれ以下でもない。
スヤスヤと子供のように眠る小松の寝顔を複雑な心境で見つめた。


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