7番目の月〜Ruby〜-2
…え?……
そのまま、ずるずるソファーの方へ引き摺られる様に連れて行かれる
「何っ…」
逃れ様と抵抗したが、その腕の力強さに驚かされるだけだ
ソファーに押し倒され、太腿の上に乗って肩を押し付けられる
私を見下ろしている広人が知らない男に見える…
怖い…
「答えろよ。彼氏とスルのは気持ち良いのか?」
「からかわないでよ…離して…」
「…言わないなら調べてやる」
「えっ…」
背中に回った手がワンピースの鍵ホックを外してファスナーを下げ、ブラジャーのホックをぷちっと外す
「やだっ!…止めてっ!」
手慣れたその手つきに嫌悪が走る
ワンピースの肩布とブラジャーのストラップを一気に下ろされる
「やめっっ!…やだってば!」
抗う私の手に絡まるブラジャーを毟り取り、ワンピースをお臍までずり下げる
「いやあぁぁ!」
露になってしまった胸を隠そうとした両手を掴まれ、私の背中とソファーの間に挟み込んで片手で纏めて押さえ付ける
背中が浮いて反り返り、無防備になった胸を広人に突き出す形になってしまった
「見ないでっ…離してよっ!」
彰に抱かれる時はいつも部屋を暗くして貰ってるのに…
彼氏にもちゃんと見せた事のない体を、どうして広人なんかに見られないといけないのっ!…
「結構あるじゃん…でかくなったな…」
広人は空いた片手で両胸を交互に揉みしだいて、顔を埋めて擦り寄せる
「や…やめてっ」
「ぷるん、てしてるのに柔らかいんだな…でもヤッてきたのにキスマーク一つ付いて無いな」
乳首を口に含み、軽く吸いながら舌先を複雑に動かす
「ひやっ…」
いやらしい舌遣いに肩をよじって抵抗するが、体はぴくぴく反応してしまう
「…こうかな?」
上目遣いで私を見ながら、甘く噛み歯で小刻みに扱かれると、びくっと上半身が跳ねた