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俺の赤い果実
【その他 官能小説】

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俺の赤い果実-7

『…もっと酷い事しても?』

美弥は何も言わない代わりに赤い頬をそっと俺の胸に付ける

赤く染まった美弥は可愛い
可愛すぎてもっともっと真っ赤に熟れ崩したくなる

…美弥…もしかしたらお前の本能はこういう愛し方をする男が現われるのを待っていたのか?

単に優しさだけしか与えない男を受け入れずずっと待っていたのか?

美弥…お前の本能は出合った時から既に俺自身気付かなかった加虐性や激しい欲情を嗅ぎ取ってそれで俺を選んだのか?…

俺じゃなきゃだめだったと信じて良いんだよな?…

美弥はそんな俺の思いなど知らない様に俺にもたれ掛かり交わりの後のうっとりとした淫らで無垢な横顔を見せている

美弥はきっと自覚はないんだろうが俺はまるで罠にはまった様な不思議な震えを感じる

だがもう俺はとてつもない快楽を知ってしまったんだ

俺の為だけに笑って
俺の為だけに泣いて苦しんで
俺の為だけに淫乱な果肉を開いてたっぷり食ませてくれ

『美弥…ずっと俺だけのものだよな?』

「…うん…」

二人の出会いは運命なんだから離れる事なんてできないんだからな…

そう心の中で呟きながらきつく抱き締めた


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