6再び歩き出した君〜久しぶりの登校(2)-3
『『・・・・・刹那は気づいていないけど、晴美・・・・
絶対一本しか持ってくるきなかったな・・・・』』
そんなこんなで学校も終わり4人はカフェで落ち合い
他愛もない話をしながらその日は解散した・・・・・・
刹那は晴美を家まで送り届けた。
「刹那くん・・・・・まだ私と付き合ってくれないかな?」
晴美は刹那の服を引っ張る。
「美晴のことはもう整理がついたけど
流石にまだ晴美と再会してからそんなに経ってないし
晴美のこと好きだけどそんなに早くは付き合えないからもう少し待ってくれないかな」
晴美と刹那の間に重い空気が流れる・・・・と思ったが
「刹那くん・・・早く付き合えないってことは
もう少ししたら付き合えるってことだよね」
案外プラス思考の晴美を見て刹那は驚いていた。
「うん・・・まあそう・・・だね」
「じゃあ待ってるね!!!」
晴美は刹那にキスをして家に入っていた・・・・・
「本当・・・・付き合ってもないのにキスとかしていいのか?」
そういいながら刹那は唇に残った感触を確かめるように唇を手に当てる。
「・・・・まずいって」
柔らかな感触を忘れることが出来ないまま刹那はバイクに
跨りエンジンをかけ自宅へと帰宅した。