5再び歩き出した君〜久しぶりの登校-4
「しまったな!刹那中型バイクの免許持ってたんだった!」
2人はいつ刹那がバイクを買ったのだろうか、
そして晴美がなぜ知っているのかと思いながら自転車をひたすら漕ぎ出した。
「よう・・・・・お疲れ様〜〜〜」
刹那と晴美はにこやかに手を振る。
「何言ってるんですか?」
明らかに不機嫌な那美をにやにやとした目で刹那が見る。
「どうかしたのか?二人そろって息が上がってるぞ?」
刹那は晴美の手を引いて颯爽と玄関を歩いて行く。
「ちょっと!刹那待ちなさいよ!!!」
2人して刹那を追いかけた・・・・・