4君との出会い〜忘れていた過去-2
「きゃっ、刹那くんちょっと高いよ!!」
「大丈夫!しっかり握ってて・・・・・」
刹那は自分の力をいっぱい使い高いところまで持っていく。
「ちょっと!刹那くん!!・・・・・」
その瞬間2人してブランコから体制を崩して落下し、
2人は砂場へと顔から落ちてしまった。
「晴美ちゃん!大丈夫!!」
刹那は晴美のそばに駆け寄る。
「大丈夫?」
顔を手で覆い肩を震わせる。
「晴美ちゃん・・・・・・?」
「ふふふっ・・・・・はははははっ!!!」
晴美は突如笑い出し刹那はびっくりして戸惑う。
「どうしたの?」
刹那は状況が飲めず呆気に取られていた。
「だって刹那くん砂だらけなんだもん!」
晴美は大きな声で笑い続ける。
「そんなこと行ったら晴美ちゃんだって砂だらけだよ。」
2人はまるで昔から知り合いだったかのように仲良く笑いあった。