ヒメゴト〜confusion〜-3
すぐにタクシーを捕まえると、
陽介はサッと乗り、
麻衣子に手を差し出した。
動揺しながらも手を掴み、車内に体を押し込んだ。
「○×方面に向かって下さい。」
「分かりました。」
麻衣子と運転手のやり取りの後、
ゆっくり車が動き出す。
静かになった車内。
陽介は不意に麻衣子の耳元で、
「さっきは凄かったね、野村サン。」
と囁いた。
瞬間、麻衣子の顔がぱぁっ、と紅く染まる。
くすくすと笑いながら、
陽介は麻衣子の太股の上に手を置いた。
ビクッと身体が震えたが、その後麻衣子は固まった様に動かない。
この状況が楽しくなってきた陽介は、
手を内股に移す。
麻衣子の肌を堪能しながらパンティを触ろうと、
更に手を動かす。
「………!」
スルスルと動いていた陽介の手がピタリと止まる。
てっきり布に行き当たると思ったら、
辿り着いたのはフサフサとした感覚だった。
「下着…どうしたの?」
にやつきながら、
麻衣子の耳元で再び囁く。
先程、あまりにも急かされたものだから、
足元に絡まっていたそれを忘れてきていた。
「これで電車に乗らなくて良かったね。変態のかっこうの餌食だよ。」
再び囁くと、
麻衣子は肩を震わせた。
フサフサの感覚を掻き分けると、
しっとりとぬめりを帯ている箇所に行き着いた。
「あぁ、もうこんなだ。さっきしたばかりなのに。」
静寂の車内で、
麻衣子の耳にはしっかりピチャピチャと、
愛液の音が聞こえた。
陽介の指は、
愛液が湧き出る箇所から掬い取り、
麻衣子の一番敏感な秘豆を擦り始めた。
麻衣子の身体が更にビクンと震える。
(あぁ…だめぇ…っ)
陽介は何事も無いかの様に正面を向いていたが、
指先の動きは止まらず、
段々と速さを増し、
麻衣子の秘豆を擦る。