投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

砂時計04171830
【エッセイ/詩 恋愛小説】

砂時計04171830の最初へ 砂時計04171830 0 砂時計04171830 2 砂時計04171830の最後へ

砂時計04171830-1

逆さにしても、
止められない。

こぼれる砂が、
とても憎くて、

あたしは、ソレを
横に倒した。


でも、
結局、
時間の流れは、
止められない。


君に恋して、
君と別れて、
奇跡みたいに、
もう一度、
君に、出逢ったのは、
砂時計の、
一滴。
最期を、
過ごす為だったの?


壊れていく君を
見てられなくて、
繋いだ手を、
離したのは…。




君にちゃんと、

言えた事。

言えなかったこと。


伝えた事。

伝えたかった事。


圧倒的に後者が
勝っていて。
どうしようもなく、
息苦しいよ。


ねぇ、なんで、
いっちゃったの?


バイバイも、
ありがとうも、
大好きだよ。も、

なんにも、
なんにも、
言ってないよ。


ねぇ、
そこは、
冷たくない?


ねぇ、
そこは、
あなたに、
優しい?


どうか、どうか、

安らかに。


砂時計04171830の最初へ 砂時計04171830 0 砂時計04171830 2 砂時計04171830の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前