『鵺』-13
「効き出すまでの時間は?」
「約30分後。その後は4〜6時間継続する」
「やるとどうなるんだ?アンフ〇タミンと同じか」
ガマルは理沙の様子を伺いながら訊いた。伸治はゆっくりと首を振って、
「あんなモンじゃない」
ニヤリと笑った。
「…あ……ああ…」
理沙の声が漏れる。恐怖心に支配されていた思考は霞みだし、体内の熱が溢れていく。
服の布が肌に触れるだけで、身体に疼きが駆け抜けた。
「どうやら効いてきたみたいだな」
伸治は理沙に近づくと、拘束を解いた。
「…ああ…はぁぁ…」
拘束が擦れるだけで、彼女の口から甘い吐息が漏れた。
伸治は無表情のままガマルを見つめると、
「こうなると全身性器だ……」
優しく理沙の首筋を撫でる。
「…はあっ!ああぁっ!あっ!」
途端に身体を痙攣させ、悦びの声を響かせる理沙。ジーンズの股間は、ぐっしょりと濡れていた。
「後は効果が切れるまで、この調子だ」
伸治は理沙の服を脱がせていく。
胸の蕾は硬くしこり、蜜液と小便にまみれた秘部は大きく開き、花弁を覗かせていた。
伸治は理沙を机に倒し込むと、前戯も無しで後から貫いた。
「くはあっ!…ああん!…」
肉壁のきつい締め付けと熱い蜜液が伸治の剛直を包む。
ひと突き毎にヒザは崩れそうになり、身体を大きく揺らす。
挿れたままで、何度も絶頂に達したのだろう。
口を大きく開け、力無く舌を露出されて涎を垂らす理沙。
気が狂いそうな快感が怒涛のように押し寄せるために、彼女の思考は壊れてしまった。
「…ぐぅっ!」
伸治は理沙の膣内から剛直を引き抜くと、彼女の背中に白濁した液を飛ばした。
「…どうだ?アンタも…」
自身の精液をタオルで拭いながら、伸治はアゴでガマルに示す。
「なかなか楽しそうだな……」
そう言ったガマルの顔が醜く歪む。その顔は爬虫類を連想させる。
下半身を露にしたガマルは、理沙の尻肉を広げると太く長い自身のモノをゆっくりと挿れていった。