嫉妬少女・美冬とくるみ2-2
「大丈夫よ…保健医不在の札が掛けてあるはずよ。だから誰も来ないわ。それに…」
「ん?」
二人は激しく口づけしあう。
「っん…こんなことしてるとこに入れるような人間はいないわよ…。」
「そうだね、くるみ…っ。」
「あぁ…ん!」
「くるみ…今日、キツ…っは…。」
「あっ、あっ…ああっ、あん…せ、んせぇ…っ!」
肌と肌のぶつかり合うような音と、弾けるような水音…。
聞いている美冬の体内も熱くなっていく。
「あ、あぁっ。だめっ。あっ、あっ、あ、あ、っ…イ、イクぅっ……っんんッ!!あぁんッ!あっん…」
「はっ…はぁ…あ…うっ!…ふぅぅ…。」
終わった…。
美冬は身を潜め続けた。
「じゃ、くるみ。またね。」
「うん。」
真山はササッと逃げるように出ていった。潜む美冬に気付くこともなく。
西木くるみはおそらく昼休みまでそのまま寝ているつもりだろう。
いまのうちに出ていこうか…美冬は迷った。
その時、間仕切りカーテンが勢い良く開いた。
「!」
見上げると、乱れた制服のままの西木くるみが美冬を見下ろしていた。
冷たい氷のような瞳で。
「…日高さん。」
「あっ、あのっ、私、気分が悪くなって、来たら、保健の先生いなくて、あのっ、それで…」
泣きそうな顔をして美冬は取り繕った。心臓が破裂しそうだ。
「…そうなの。」
冷たい口調でつぶやき、くるみは美冬の腕をつかんで奥のベッドに引き上げた。
「あっ!」
そしてカーテンを閉めた。
「…最近、やたら私のまわりにいるみたいだけど?」
美冬を仰向けにし、四つんばいで覆いかぶさってきた。
そして、素早く美冬のスカートに手を入れた。
「きゃっ!」
「何を探っているの?」
手はそのまま下着の中へ…。
「あ、やっ、やぁっ…!」
抵抗するが、バレた恐怖でままならない。
「…すっご。濡れまくりだよ、日高さん。」
くちゅ…くちゅ…と指が滑りだす。
「ひぁ…っ。いや、やめてぇ!」
くちゅ…っ。ちゅる…ちゅくっ。
「あ、あぁ…っ、西木さぁん…。やだぁぁ…っは…」
くるみは器用に空いている左手で美冬のセーラー服をブラごと押し上げ、胸を丸出しにした。
「ふふ。悪いストーカーにはお仕置きしなきゃね。」
にっこりと微笑んで美冬の乳首に吸い付いた。
「きゃん!…あ、いやっ!あっ、…んぁ…ぁん…あぁん…」
「ふふ…かわいい声。ガリ勉のこんな姿…誰も想像しないわね。」
指でいじられ、美冬のアソコはトロトロと悦びの液を流す。
一体、今、何が起きているのか。
冷静に考えることはもう不可能だった。美冬は、くるみにされるままにほとばしる快感に身を任せていた。