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社外情事?〜気晴らしの酒と思わぬ睦事〜
【その他 官能小説】

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仮装情事。〜鉄の女と人気レイヤー〜-17

ぐちゃ!ずぶ、ぐちゅっ!ずちゅ、ずんっ!

「んぅ、ふぅっ!…ぷはっ、あっ!はぅんっ!」

ぐちゅぐちゅ!ずんっ!ずぶっ

「くっ…ぅ、あ…は…っ!…エ、エイナァ…!」

気がつくと二人揃って余裕などなく、とにかく快感を分かち合うのに夢中。
突いて、
突かれて、
舌を絡めて、
感じあって、
抱き合って――

びくんっ

「ぁ…あ…あぁ…っ!ディーン…ディーンッ!わた、私っ!もう、もうだめ!だめっ!」
「エイナ、エイナッ!出る、出るっ!」

びくっ!びくんっ、びくっ、びくびくっ!

びゅるっ、びゅるる、びゅくびゅくっ――

あっさり、絶頂。
遂にやってきた初めての感覚。それは、何も考えられなくなり、どこかにふわふわと飛んでいきそうに錯覚する程の、えもいわれぬ心地よさ。
「ぁ…あ…ぁ…♪」
全身を震わせる、いわゆるエクスタシーに酔いしれる私は、きっとうっすらと笑っている。
「はぁ…はぁ……はぁ…」
そしてディーンは、私にのしかからないようになんとか腕で踏ん張ったまま、息を整えようとしている。だけど、突き刺さったままのモノが脈打ち、まだ熱いものを私の中に注ぎ込んでいる事から、息を整えられるのは大分先になるだろう。
「……♪」
その彼が、やけに愛おしい。
私は、まだ続く心地よさにぼうっとしながらも、ただ何となく、彼を抱きしめた。


それから、しばらくして。

「すいませんでしたっ!」

私の目の前で、自分の服に着替えた哲也が土下座。そのさまを横目に見ながら、私はディーンとエイナの衣装に汚れがついていないかどうか確かめている。
「処女奪った上に、何も聞かずに中出しなんて…本当にすいませんでしたっ!」
ちなみに謝っている理由は、哲也の言った通りの事。
正直な所、別に謝らなくてもいいのだが、それだと本人の気が済まないと思うので、とりあえず言わせておいた。で、粗方言い終わったら私の番。
「気にするな。今日は安全日だし、『最後までして』と頼んだ時点で出してもらうつもりだった」
「…出してもらうつもりって…」
「衣装が汚れるのは困る。だが、それ以上に中出ししてもらいたかった。お礼だし……哲也ならいいと思ったんでな」
隠すわけでもなく本音を言い、理由も偽りなし。さて、哲也はどんな反応をするだろうか。
「……どうして、自分ならいいんですか?」
一見するとありきたりな質問。
だが、私はその答えを用意しておくのをうっかり忘れていた。そこで、私は少し考えてみる。
「…う〜ん…そうだな…」
なんて呟いてるうちに、すぐ答えが出てきた。私は考えるのを止め、哲也の方を見る。そして、口を開く。


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