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仮面の見分け方
【純愛 恋愛小説】

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仮面の見分け方-4

「チッ、聞き分けの悪いガキじゃあるまいし……」

なっ……

「何が聞き分けの悪い駄々っ子なガキよ!!あなただって……」


チュッ


「……!!!」


「じゃあね菊池さん、明日からよろしく頼むよ?もし来なかったら………分かるな?」

最後だけ素を出してドスをきかせて保健室から出て行く先輩


あー…やられたわ……
あのキス魔!

よし……、決めた!ファーストキスについて謝らせるのが私の目標!!

負けないわよ瀬戸先輩……


…………


ゾクゾク!!

今、何かに狙われたような……

「どうしたんですか会長?」

「いや、何でもない……あと副会長、明日から例の菊池雪を会長職の補助にするからよろしく頼むよ。じゃあ今日は解散だ、明日も遅れないように!」


菊池……雪か。


日常を面白くするか、楽しくするかなんて結局は本人が何をするかによって決まるんだよな。

生きる価値なんて無いと思うのは簡単だが、案外探してみると身近にあるもんだ。


さぁーて、明日はどうやって雪をいじって楽しもうかな♪


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