冷たい情愛(番外編)唯一の恋人へ-7
「いや…先生ってば…」
設楽が俺の部屋に入るなり、俺は我慢が出来ず彼女を後ろから羽交い絞めにする。
「男の部屋に来ておいて…いやはないだろう…」
「だからっていきなり…」
「お前が、もの欲しげに男の部屋に上がるのが悪いんだ」
俺は滅茶苦茶な理屈を言った。
「だいたいなんだ…そんなの着てたら、胸が見えるだろ」
彼女は、淡いピンクのVネックのセーターを着ていた。
屈むと胸元がチラつき、俺は落ち着いてなんていられなかった。
彼女の全てを他の男の目に触れさせる事は許せなかった。
「ほら…こんな簡単に胸が触れる格好なんかしやがって」
俺は右手を彼女の胸元に伸ばした。
まだあどけなさの残る可愛い下着の上から…
俺はわざとらしく大げさに胸を揉む。
「いや…先生痛いよ…」
彼女は自分で分かっていない。
彼女は痛みからも「快楽」を感じるという特性を。
「痛いって言うわりには、体くねらせてんじゃねえか」
彼女は自分から無意識に快楽を得やすい動きをしてしまう。
まだ16…
ついこないだまで男を知らない体だったこの生徒は…
俺の想像をはるかに超え、快楽を覚えていった。
俺は胸を揉みながら、うなじや耳の後ろを舐め回す。
「あん…先生…気持ちいいよ…」
さっきまで痛がっていた癖に…こいつはもう…男を発情させる声を出す。
胸を包む下着が邪魔になってきた…
俺は更に中に手を入れて、直接乳首に触った。
「あ…あん…あ…」
指の腹で硬くなった乳首を転がす。
彼女は更に体をくねらす。
その動作が…男を誘って…決して逃げられなくさせている事を…
こいつは分かっているんだろうか…
まだ少女の面影を残すこの体の奥底からは…
女そのものの匂いが溢れていた。
俺は自分の固くなったそれを、彼女に押し付ける。