梓と健の秘密の関係【始まりは夕陽が見ていた】-2
「教師がこんな所で煙草なんて吸って〜。いけないんだぁ。」
髪を戻しながら悪戯っぽく笑う健に思わず見とれる梓。
「あぁ…。あの…他の人には黙っててね。」
「別にいいけどさぁ。それにしても今日の梓ちゃんてちょっとエロいよね。クラスの皆の噂の的だったよ。」
確かに胸元は少し開いているし、スカートのスリットは少しやりすぎだったかもしれない。
「まぁ…ね。それよりソコどいてくれる?もう戻らないと…」
「嫌だ。」
「ほぇ?」
思いがけない返事に驚き、すっとんきょうな声を上げた梓。
「いい事考えた。煙草の事誰にも言わない代わりに、僕のお願い訊いてよ先生。」
健の独特な雰囲気に少しペースを崩されたが、平常心を装う。
「何?私にできる事ならいいわよ。」
健が個室の奥に梓を押しつけ、耳元で囁く。
「先生にしかできない事だよ。」
健の息がかかる。
「…ンん…!」
唇で耳たぶを挟む。
事態が把握できないまま、久しぶりの異性の接近に鼓動が高鳴る梓。
耳たぶを舐め上げられ、クチュクチュと鳴る音に反応してしまう。
「やめ…てっ…な、何?」
耳から名残惜しそうに舌が離れると、健は梓を見つめた。
綺麗な瞳の奥には梓が映っている。
ゆっくりと唇が近づく。
梓は抵抗するも、先程の愛撫で既に力が入らない。
ねっとりとした温かな舌が侵入してくる。
健の濡れた舌は、梓の舌に絡みつき、歯の裏側まで犯す。
梓はもう抵抗する気はなかった。
それ以上に、自分でも驚く程興奮している事に気付いた。
…ックチュ…チュ…。
唇を吸ったり舐めたりされながら、徐々に秘部が熱くなるのがわかる。
「ッん…はぁ…ん…」
自然と吐息が洩れる。
(何でこんなにキスが気持ちいいんだろ…)
暫くご無沙汰だった梓は理性が飛んでしまい、獣の様に唇を貪った。
梓は堪えきれなくなり、健の下半身に触れた。
完全に堅くなったソレは、制服のジッパーを壊す勢いで膨らんでいる。
「せんせ、食べてもいいよ。」
ニッコリ微笑む健は余裕の表情だ。
梓はジッパー下げズボンを下ろすと、優しく握り込む。
堅く尖らせた舌で亀頭と筋を舐める。
尿道から溢れ出る透明な液体を絡めとると、上目遣いで健を覗く。