Animal Rain☆-2
「いぃってぇぇ〜っ!!?」
俺は叫び声をあげて跳ね起きた。
自分のベッドの上で。
……夢だったのか……。
俺は安堵のため息をついた。やっぱりあんなことは現実にあるわけがない。ていうか、あってたまるか。
そう思って俺は窓の外を見て絶句した。同時に、兄貴が部屋のドアを開けて入ってくる。
「何朝っぱらから叫んでんだよ。
……そいえば今日の予報はうさぎ時々晴れだとよ」
俺の夢はまだ終わらないらしい。
(fin)