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燃えない、ゴミ。
【失恋 恋愛小説】

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燃えない、ゴミ。-2

終わって、
行き場のない、
想い。


喩(たと)えるなら、
燃えない、ゴミ。だ。


そう思った。


どこか、
知らない所で、
日々、
別の想いが、
積もって。

どんなに、
無様に、
転がっていても、
それでも、
土に、還らない。
消滅、
することのない。


それは、まるで、

『燃えない、ゴミ。』



チガウ…。コレハ。

『燃やせない、宝物?』


少し、震える腕で
あたしは、
あたしを、
抱きしめた。


苦しさごと、
抱きしめた。


ゴミなんかじや、
ないね。


だって、
こんなにも、
愛しいと、
きちんと、
思える。


だから、
君に、届けるよ。


あたしの『不燃物。』


とても、とても、
大好きでした。


ありがとう。


さようなら。


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